P+D BOOKS 貝がらと海の音

P+D BOOKS 貝がらと海の音

880円 (税込)

4pt

4.0

老夫婦の穏やかでかけがえのない日々を描く。

「もうすぐ結婚五〇年の年を迎えようとしている夫婦がどんな日常生活を送っているかを書いてみたい」(あとがきより)――。庭に咲く四季折々の花々、かわいい孫たちの成長、ご近所さんが届けてくれる季節の風物など、作者の身のまわりの何気ない日常を、まるで花を育てるように丹念に描く。
「棚からものが落ちてきても、すぐには反応できない」「歩くスピードが明らかに落ちた」などという老いの兆候も、戸惑いながらも受け入れ、日常の一コマとして消化していく。事件らしい事件は何も起こらないが、些細な驚きの積み重ねで読み応えある文学作品にしてしまう、まさに庄野潤三の世界。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    P+D BOOKS
  • ページ数
    352ページ
  • 電子版発売日
    2021年01月14日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     昭和の"第三の新人”庄野潤三後期の私小説。
     東京郊外の住まいで庭の花や水盤に来る野鳥を愛で、ご近所と到来ものの果物等と畑で作った野菜や花のお裾分けをし合い、妻のピアノに合わせてハーモニカを吹く。子や孫達と頻繁に交流し、時には観劇や郷里大阪への旅行も楽しむ。
     うれしい、おいしい、ありが

    0
    2023年11月22日

    Posted by ブクログ

    老夫婦の穏やかな日々を淡々と語る。
    季節の移ろいを花鳥風月と共に生きる姿、家族隣人友人との関わり方をゆったりとした気持ちで読ませていただいた。
    自分たちがおじいさんおばあさんになった時に、こうありたいなと思う。
    日々をどう感じ、どう彩るかは自分の心次第なんだよな。

    0
    2023年10月27日

P+D BOOKS 貝がらと海の音 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    P+D BOOKS
  • ページ数
    352ページ
  • 電子版発売日
    2021年01月14日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
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