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ルベリア王国の王太子となり、公爵令嬢エリナと結婚したアルヴィス。
側妃問題を乗り越えた二人は、アルヴィスの生誕祭を迎えていた。そこでエリナの懐妊も公表し、仲睦まじい二人の姿を見た周囲からもたくさんの祝福を受ける。
――生誕祭後、王太子妃の懐妊という吉報に王都はお祝いの空気に満ちていた。
しかし、国境からは隣国マラーナの荒廃した現状が知らされる。
同時に妙な胸騒ぎに悩まされるアルヴィス。女神の眷属であるウォズからもその不安は正しいと告げられ、焦燥感は増すばかり……。
そこで近衛隊の遠征に同行し、女神ルシオラが眠る王家の墓所に足を運ぶことを決める。
国とエリナを守る意思を抱え、墓所に向かうアルヴィス。その先で待っていたものとは――?
これはとある王国のお話。ふたりが恋を知り、愛を育んでいく物語。
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破滅へのカウントダウン?
作者様も後書きで触れておられますが、これまでの伏線を巻き込みつつ、今後の展開を予想させる感じです。女神の事情も絡んできて、且つ、先の断罪事件の影響もまだあって、主人公であるアルは大変であり、もう体力的にも精神的にも余裕無しです。
ジラルドも再登場ですが、自身が何をしでかしてしまったのか、ようやく知る
重めの展開が続きそう
実直に手を抜かず政務にあたるアルヴィス。
王席を剥奪されてもなお未だ己の為したことの重さを自覚できていないジラルドはアルヴィスの従僕として働くことに。
命じることしか知らなかったジラルドは少しずつ自分と向き合う。
そんな中、漠然とした不穏な予兆を感じ取っていたアルヴィスは感覚に従い王家の墓所へ。
女
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