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Posted by ブクログ
作家を目指している少女と天才数学少女が推理小説を通じて関係を深めていくお話です。作中作が何個か登場し、文学少女はミステリ的な観点から、数学少女は数学らしく型に当てはめて推理をしていく様子はこれまで推理小説を読んでいく上で気にしたことがなかった視点を与えてくれました。犯人当てゲームという非日常と主人公たちの世界という日常の切り替えといった点も驚くほど上手くてお気に入りの一冊になりました。
この作家さんの作品は初めて読んだのですが、3作目だそうで、本作の主人公が以前にも登場しているのでそちらも読もうと思っています。ただ、ここから読んでも特に問題は無かったです。
Posted by ブクログ
文学少女が自作した推理小説に穴がないかを、数学の天才少女に読んでもらって、数学的観点から指摘してもらうお話。
数学は高1で諦めた自分にとっては、秋槎と同様、韓采蘆の言ってることはちんぷんかんぷんでしたが、推理小説と数学の考え方がこんなに近しいものなんて目から鱗でした。
作中作の犯人当てだけでなく、作品を読んで議論している彼女たちの同時進行で事件が起こるのも良いです。
4連作ですが、どのお話も好き。
ほんタメでおすすめされて、尚且つ、たまたまフェルマーの最終定理の解説動画も見ていたので、より2番目の「フェルマー最後の事件」が分かりやすかったです。フェルマーの最終定理も読もう。
続編があれば是非読みたいです。
Posted by ブクログ
犯人当て小説を書いている主人公の陸秋槎が自身の小説がフェアかどうかを数学の天才である韓采蘆に確認してもらいにいき、仲良くなる物語。
作中作とそれに対しての批評が数学を交えて語られ、現実でも事件が起こったりする。本格ミステリや百合の話を期待すると、現実の事件の解決方法や仲の進展具合のなさや描写の少なさに少し拍子抜けをくらうが、一人のミステリファンとしてはとても興味深い作品だった。数学が推理に説得力を与えていたり、ミステリが数学の複雑さを分かりやすく解説していたりと相互のバランスがちょうど良かった。
個人的には「フェルマー最後の事件」が好みだった。ただあまりジャンルに区分される物語ではないため、どういう人にだったら薦められるかと言われると困る作品だと思った。
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