食いしん坊発明家

食いしん坊発明家

1,540円 (税込)

7pt

3.7

昭和三〇年代の福島。日本酒の蔵元に生まれた少年の夢は、食べ物でみんなを幸せにすること。かくて少年は、農大卒業後、東京で発明家を目指す。いまや常識となった「出汁入り味噌」、「匂い」に着目した絶品ラード、そして人類の悲願「人工松茸」――。尽きせぬ食欲だけを武器に、美味を追い求める発明家の栄光と失敗の日々。

...続きを読む

食いしん坊発明家 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年06月17日

    発明は実際のことだが内容はフィクションということ.でも作者ってきっとこういう性格なのでは?と想像してしまう.都合よく造り酒屋の息子に生まれてとても実験がしやすい環境なのも説得性があっていい.とにかく表現が楽しく「俺はまたまた鼻の孔をおっ広げて,そこから熱い吐息をプップカ,プップカと吹き上げるのであっ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年05月31日

    天真爛漫な主人公の原動力は食欲。食いしん坊は困難を諸共せず持ち前の食欲と仲間と意外に周到な準備を武器に奇想天外な発明を生み出していく。大変気持ちの良い話にお腹を空かせながらつい読み進めていた。特にエビラードが良かった。

    0

    Posted by ブクログ 2020年06月17日

    福島県の酒蔵で育った食いしん坊の少年が大学を卒業後、発酵学を活かしたさまざまな発明をし特許を取得していくことになる。東京農業大学名誉教授小泉武夫さんの自伝小説。

    0

食いしん坊発明家 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

小泉武夫 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す