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翼との騒動も落ち着き、凌たちはまたゼロから服作りを再開する。だが、カリスマショップのオーナー、迅の父や凌の家族‥‥
周囲の大人たちから浴びせられるのは「現実を見ろ」という厳しい言葉。そんな時、凌は偶然にジョーさんという怪しい男と知り合う。ジョーさんは個人で20年ブランドを続け、サバイブしてきた人だった。
「俺のブランドの展示会に出せ! 最初の修行だ!!」
ジョーさんを師匠に、凌たちはこれまで考えなかった自分たちの『コンセプト』や『モチーフ』を模索し始める。凌たちの見つけた答えとは? 展示会で直に接する人々からの反応は? 女性の身体で生まれ、自分の在り方に悩み続けた少年は、仲間とともに、自らの力で、進みたい道を歩みだす!
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身体は女、心は男。主人公はトランスジェンダーの男子高校生です。誰にもそのことを打ち明けられず、学校の制服でスカートを強制されることに嫌気がさしていた頃、彼のクラスに派手な恰好をした留年生が現れ、「一緒にブランドをやろう」と話を持ち掛けるところから物語は始まります。
この数年で「ジェンダー」や「LGBTQ」という言葉もかなり浸透しましたが、性別だけでなく、見た目、年齢、肩書きなど、世の中にはまだまだ偏見や決めつけが多くあります。「男だから/女だから」に留まらず、「独身だから/既婚だから」「母親だから/父親だから」「子どもだから/大人だから」のような、世間の「〇〇だから」が気になって生きづらさを感じたことは誰にでもあるでしょう。
『ボーイズ・ラン・ザ・ライオット』には、もっと「性」は流動的でいい、自由でいい、人間とはもともとそういうものだから、という強いメッセージを感じます。SDGs(持続可能な開発目標=「貧困をなくそう」「ジェンダー平等を実現しよう」など、2030年までに達成を目指す17の目標のこと)の目標5に掲げられている「ジェンダー平等を実現しよう」への理解を深められるとともに、「自分の身近なところにある差別や偏見に気づき、それを変えていく」という、人としてあるべき態度を学べる作品です。
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