旅の作法、人生の極意

旅の作法、人生の極意

1,400円 (税込)

7pt

3.3

大人のたしなみ、心を豊かにする方法など、旅は生きていくうえで大切なことを教えてくれる。そして旅は、思いがけない出会いに満ちている――。本書は、十代で旅行会社の添乗員になり、その後、様々な職業を経て直木賞作家になった山本一力氏が、旅を通して学んだことを開陳する人生論。人気作家になった今でも、日本、アメリカ、中国などを旅しながら各地で時代小説を書いている著者だが、旅先ではトラブルがつきもの。先進国でも、停電や温水が出ないことは、たびたびある。そんな「事件」を乗り越えるたびに人生の引き出しが増えていったという著者。若い頃の失敗談には心が温まるし、なにより著者が足を運び、運命的な出会いを果たした場所へ行ってみたいと思わせる何かがある。作家のホンネや創作秘話も散りばめられているが、生き方について考えさせられる、一力節満載のエッセイ集。

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旅の作法、人生の極意 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月26日

    タイトルにひかれて読んだ
    スタートは鹿児島県で
    向田邦子の作品を取り上げていて
    いい感じで読んだ
    桜島の噴火と噴煙
    多分磯庭園からの錦江湾の眺め
    雄大な景色が浮かんでくる
    生活するのは大変なのだ
    洗濯物は外に干せない
    部屋には桜島の灰が侵入してくる
    思い出してしまった
    自分に馴染みのある場所は
    イメ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年06月14日

    地理的な今の土地ぬ風景という横軸の旅と、行った土地の歴史という縦軸の旅、というの双方の楽しみ方が書いてありました。50年ぶりの文通相手との対面。私もロッキーステップ駆け上がりたい。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年11月09日

    荘厳な景観には神が宿ると誰もが信じていた
    旅に費やす時間と金を惜しむのは、生きることを惜しむに等しい
    冬の京都には、街のいたるところで寒仕込みを感じた
    今日をしっかり生きること。これを肝に銘じている
    子は親を見て育つ。そして親の知らぬところ親が気づかないところで、数々の経験を積む
    信じる心。想像力。...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年03月04日

    ロッキーステップや旅行会社添乗員時代の苦労など、読んで面白いところもあったが、なんとなく散漫な文章。雑誌に掲載された連作エッセイをまとめたものなので、初出の際は散漫さが求められたのだろう。お手軽に読めてよかったが、作法とか極意とかそういう大げさなものではなかった。

    ヤリスの項で、なんだかトヨタの宣...続きを読む

    0

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