王女ユーフィリアは魔力を持っていたために、お付きの騎士ルアークとともに王宮から離れて暮らしていた。だが、ひょんなことからルアークに淫魔がとりついてしまう。魔術の「師匠」から、彼の命を救うには淫魔の欲望を満たす「応急処置」が必要と言われ、ルアークの欲望を受け止めることにしたユーフィリア。最後の一線は越えないと誓う生真面目なルアークだが、盛りのついたケダモノのようになってしまった彼は、昼夜の見境なくユーフィリアを愛撫するようになり…!?
はじめから終わりまでラブ一色です。なかなかすごいと笑えるほど。なのにちゃんとストーリーがあるのがすごい。ちなみに作者のあとがきが一番笑えました。
堅物なヒーローが敬語でヒロインを大事にしているところが凄く良かったです。ヒロインも可愛かったです。ヒーローの兄が若干嫌な人物ですがあっけなく解決します。チラッと兄のその後も触れています。その後も良かったと思いました。