人狼サバイバル 奇想天外！ 雨の日の人狼ゲーム

甘雪こおり / himesuz

外で雨の音がする。空は暗雲がたれこめ、夜のように暗い。ロウソクが灯る館では、特殊ルールが加わった人狼サバイバルが、始まろうとしている。ゲーム好きの伯爵を舞台に引きずり出すために、おれが考えた新規ルールだ。残念ながら、伯爵は不参加になったが、ゲームに出た以上、おれに残された道は、勝利することのみ……！ ウサギもいっしょなら、きっと……！
＜小学中級から すべての漢字にふりがなつき＞

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 児童書 / よみもの
• 出版社: 講談社
• 掲載誌・レーベル: 講談社青い鳥文庫
• ページ数: 208ページ
• 電子版発売日: 2023年07月11日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 14MB

[ブクログ · ★★★★☆]

特殊ルールがあって面白い！
4日目でハヤトが死んでしまって途中から、
コウモリが主人公（俺）になった。

[ブクログ · ★★★★★]

「人狼サバイバル」第15巻！

【雨夜の月・雨夜の太陽】陽光館の残りの二人カイコさんとカラカル、めちゃくちゃ個性的だな！

【ろうそくの炎がささやく】議論中〜♪

【重力が衰えるとき】えっ、コテツさん！？　シャモとマイマイも！？

【Festivo】えー、厄介すぎだろ、渾敦。

【黒く、熱く、純粋で、甘い】・・・・・・主人公がいなくなった！？

【ダンス　マカブル】追加されたのは、コウモリとマシラとリュウヒメか。あの二人、けんかしないといいけど。

【亡き少女のためのパヴァーヌ】そんな手があったんだ。かっこいい！

【世界変革】あの言葉、なんて言ったらいいかわからない・・・・・・。ていうか6巻の参加者10人記録を超えてしまった。

[ブクログ · ★★★★★]

昨日買ってきて読みました。

渾敦とワーグがゲームを荒らしに荒らしたせいか、よくわからなくなったところもあったけれど、いつも通り面白かった。
三日目に、コテツ、シャモ、マイマイちゃんが増えて、四日目にはライリュウ、シーラちゃんたちが増えて……と、誰が退場して誰がいるのかごちゃごちゃになった。

笛吹きで確定シロのハヤトくんが襲撃で退場、補充の参加者の中のミカちゃんが笛吹きということで、ミカちゃんが最後に大仕事。ベタちゃんを挑発し、嘘に乗らせ、最後に盤面をひっくり返して、渾敦のベタちゃんとワーグのシーラちゃんを同時退場させる。ミカちゃんって結構大胆だよね。下手すればウサギちゃんより強いかも。

リュウヒメちゃんの活躍場がなかったのがちょっぴり残念。

[ブクログ · ★★★★★]

渾敦（こんとん）の能力でルールの一部が消されたので、参加者などが増えて少し混乱しました。

ハヤトの新ルールは、とても面白かったです。

ウサギの新ルールも楽しみです。
（次巻が楽しみ）

[ブクログ · ★★★★☆]

小4の娘に勧められて。

『人狼サバイバル』シリーズ第15巻。今回は参加人数が（入れ替わり制とはいえ）17人もいて、ルールも変わっていくのでなかなか追いかけるのが難しい。
しかし人数がいる分、過去作のキャラクターが沢山出ている面白さもある。コテツの登場時のハヤトへの台詞は分かりやすくデレていてにやにやした。
最終章で全員がラウンジに集まってそれぞれが好きに話すシーンもお祭り感があって楽しい。悪魔と喧嘩友達になってしまっているフクロウ、ひとの嘘にすぐ乗る喰えないマムシ、真面目で苦労症のコウモリなど、短い章ながらそれぞれ見せ場があって良かった。