人狼サバイバル 絶望街区！ 生存率１％の人狼ゲーム

甘雪こおり / himesuz

悪夢のような「リアル人狼ゲーム」が、ふたたびハヤトを襲う。

ある日、見覚えのない部屋で目が覚めたハヤトは、人狼ゲームのスタートを知らされた。
植物が生い茂る無人街に集められたのは、ハヤトとウサギを含めた、６人のプレーヤー。
伯爵からの使命は、まず合流地点に集合すること。
話し合いと投票に参加するため、必死に集合地点を目指すプレーヤーたち。
その中で、二匹の人狼は気づかれないように合流の妨害工作を！！
目を疑うラストに、あなたも必ずだまされる！

＜小学中級から すべての漢字にふりがなつき＞

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 児童書 / よみもの
• 出版社: 講談社
• 掲載誌・レーベル: 講談社青い鳥文庫
• ページ数: 192ページ
• 電子版発売日: 2020年04月14日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 18MB

[ブクログ · ★★★★★]

「人狼サバイバル」第3巻！

【秋の終わりの狼曜日】ハヤトの役職なんだよぉぉ！

【地球の長い午後】あ、あぁぁ！　なるほど！

【混乱・沈黙・退場】退場の仕方こんわっ！

【良い村人は眠れない】方位磁石の作り方、初めて知った！

【世界の合い言葉は嘘】んー。ハヤトは村人かな？

【私のヒーロー】二人はお互いのことを、ヒーローだって思ってるんだね！　

【完全勝利】・・・・・・え！？

【狼は『あなた』】ハ、ハヤトが狼なの！？　というかウサギ視点だ！

【雪待月】ハヤト、どんどん苦手なものが増えていってるんだね・・・・・・。

[ブクログ · ★★★★★]

ハヤトくんのミスをよく見てるウサギちゃん、ヤバいヤバい。私なんて全然気づかなかった。ハヤトくん大好きなので、狼のハヤトくん最高です。
本当に面白かった。巻をばらばらに読んじゃってなかったらハヤトくんが狼だとは気づかなかった。フクロウくん、占い師だろうなぁとはうっすら感じたけど、キツネちゃんを助けに行くのもなんとなく察しがついて、ハラハラ。沈黙は痛いな……。なにも弁解できずに投票先がフクロウくんに指定されて。沈黙している参加者はあんまり投票で吊らない方がいい気もする。
シャチちゃんとアゲハちゃんの話に感動した。六巻を先に読んじゃったので、悪いイメージしかなかったアゲハちゃんだけど、ちょっと見直せた。

[ブクログ · ★★★☆☆]

小4の娘に薦められて。

『人狼サバイバル』シリーズ第3巻。今回登場する役職は「村人」「狼」「占い師」。

シリーズ初の語り手犯人型の人狼ゲームだったけれど、モノローグで「狼は（中略）話し合いも有利に進めるつもりだったのだろう」等、犯人と自分を切り離した発言があるのは少々アンフェアな感じもある。（会話文だったなら、もちろんミスリーディングとして有りだったと思うけど）
ただ、掲示板、モールス信号、空白の時間帯など、犯人を特定するための道具立てが盛り沢山だったのは、見せ場も増えて面白かった。