言語と行為 いかにして言葉でものごとを行うか

言語と行為 いかにして言葉でものごとを行うか

1,265円 (税込)

6pt

3.5

「言語行為論」は、ここから始まった。寡作で知られる哲学者ジョン・ラングショー・オースティン(1911-60年)がハーヴァード大学で行った歴史的講義の記録。言葉は事実を記述するだけではない。言葉を語ることがそのまま行為をすることになるケースの存在に着目し、「確認的(コンスタティヴ)」と「遂行的(パフォーマティヴ)」の区別を提唱した本書によって、哲学は決定的な変化を受けた。初の文庫版での新訳!

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言語と行為 いかにして言葉でものごとを行うか のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年01月21日

    言語行為論の代表的著作。オースティンは哲学者として著名であるが、もちろん言語学でも必ずといっていいほど名前が連なる学者である。まず初めに、遂行体と確認体の2分法を提起する。ここは命題に対する真偽の判定を行う哲学・論理学の背景を知らねばならない。ただ結局この2分法は曖昧なもので明確に区別できるものでは...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月10日

    興味を持って読み始めたものの、何度も構築されては崩されるロジックについていけず、途中で置いてけぼりになって全体像が結局よくわからない状態になってしまった。最後は読み切ることだけを目標にして読み切った。読み切った後解説を見たら、作っては崩すという自己破壊的なスタイルがオースティンなのだと知って「だから...続きを読む

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