【感想・ネタバレ】言語と行為 いかにして言葉でものごとを行うかのレビュー

あらすじ

「言語行為論」は、ここから始まった。寡作で知られる哲学者ジョン・ラングショー・オースティン(1911-60年)がハーヴァード大学で行った歴史的講義の記録。言葉は事実を記述するだけではない。言葉を語ることがそのまま行為をすることになるケースの存在に着目し、「確認的(コンスタティヴ)」と「遂行的(パフォーマティヴ)」の区別を提唱した本書によって、哲学は決定的な変化を受けた。初の文庫版での新訳!

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Posted by ブクログ

興味を持って読み始めたものの、何度も構築されては崩されるロジックについていけず、途中で置いてけぼりになって全体像が結局よくわからない状態になってしまった。最後は読み切ることだけを目標にして読み切った。読み切った後解説を見たら、作っては崩すという自己破壊的なスタイルがオースティンなのだと知って「だからか」と妙に納得した。が、丁寧にロジックを追えば、もっと得られるものはあっただろうとも思い、自分の理解力と知識の無さを残念に感じる。

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2023年04月10日

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