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われわれの中にも縄文人は生きている!? 近年の発掘調査、および科学的な分析技術の飛躍的な発展により、旧来の縄文像は次々に塗り替えられることになった。最新の知見を元に、最も新しい縄文時代像を明らかにする。縄文ブームの今こそ必読。
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Posted by ブクログ
非定住狩猟型の生活を送っていたという古い教科書の認識である自分には勉強になった。 一口で縄文時代といっても年代差がありすぎるが交易したり栽培したりと読むと日本人の萌芽が伺える。
一般向けに平易に、しかし学術的にもある程度のレベルで主流の解釈を述べる、と言う稀有の縄文時代入門書。 こう言う啓蒙書は大好きである。 しかし、個人的弱音を隠さず吐いておくとするなら、基礎知識のない僕にはちょっと難し目であった。教養課程の教科書として使えるんでないかい、これ。
<目次> プロローグ 縄文時代前夜 第1章 縄文時代・文化の枠組み 第2章 土器使用のはじまり(草創期<Ⅰ期>) 第3章 本格的な定住生活の確立(早期<Ⅱ期>) 第4章 人口の増加と社会の安定化・社会複雑化の進展(前期・中期<Ⅲ期>) 第5章 精神文化の発達と社会の複...続きを読む雑化(後期・晩期<Ⅳ期>) エピローグ 縄文時代・文化の本質 <内容> 最新の縄文時代の通史。わかったことは、縄文時代は、列島内で等質なものではなかったこと。弥生時代とのつながりも列島内でかなりの格差があったこと。屈葬は縄文期の中期ころのみで、今まで言われていたような怨霊とか墓穴の合理化とかの理由は見いだせないこと。早くから地域の交流が盛んだったこと、などなど。
一万年以上続いた割に、学生時代の歴史の授業ではそこまで比重を置かれていない縄文時代。 店頭で本書をみかけ、そういえば全然、縄文時代のことは知らないなということに思い至り手に取った。 読み始めてまず驚いたのは、縄文時代に関する研究は現在進行形、それも相当なスピードで進んでいるということ。 また、現在...続きを読む進行形で進んでいるがゆえに様々な学説が入り乱れ、時代区分に関してさえ一意に定まっていないこと。 一万年以上も前に起こっていたことを読み解くために日進月歩で研究が進む、というのはなんだかロマンに溢れている。 文字による記録が残っていない時代を読み解くというのは、相当に気が遠くなりそうだ。 その忍耐の末に抽出された研究成果を、新書という形で簡単に手のひらにおさめることができる。ありがたい限りだ。
山田先生による縄文時代の概説書。新書サイズで読みやすいうえに章末に参考文献が載せられておりありがたい。 これまでの山田先生の各論がそのまま反映されている印象。改めて分かったこととしては、縄文時代という1万年以上の長さで日本列島全体を覆ってしまうような時代を、単純化することは危険であるし、難しいという...続きを読む事だ。当たり前だが気候の変動も大きいし、人々の適応もケースバイケースだ。戦後歴史学は、貧しく平等な縄文時代を描いたが、山田先生は縄文時代にも階層化社会があったことを強調しておられる。その根拠となる部分は「縄文威信財」を装着する特別な人の存在である。(東京都田端遺跡) 周堤墓 が示す「複雑化した社会」ヒエラルキーかヘテラルキーかは議論が分かれるところ。埼玉県の遺跡がたくさん載っててよかった。(ローカル)デーノタメ遺跡?
縄文時代は寒冷期からすでに始まっており、栗林を管理育成していて、ある一定の身分差もあったらしく、弥生時代以前には稲作が始まっていて、いくつかの文化に分けられる、と言う我々が学校で教わったのとは違う縄文時代を説明している一冊。 縄文遺跡は関東・東北・北海道に発達しており、西日本にはあまり多くなく、人口...続きを読むにも偏りがあったと言うのは大変不思議に思われる。これだと縄文文化は東北北部から北海道・関東。中部に広まっていったと言うような疑問が残った。
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