語りかける身体 看護ケアの現象学

語りかける身体 看護ケアの現象学

1,210円 (税込)

6pt

4.0

「植物状態患者」は自分自身や周囲の環境を認識できず、他者と関係することが不可能だと定義されている。しかし実際に彼らと接する看護師や医師の多くは、この定義では理解できない「患者の力」を目の当たりにする。自然科学は彼らを「意識障害」としか診断できない。そこで著者は現象学という哲学を使って、その〈何か〉を探究し始める。

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語りかける身体 看護ケアの現象学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    A さんの体験は、スーさんとのコミュニケーションなのか、Aさんの知覚体験、それともただの思い込みなのか?
    Aさん自身の現象学的研究であって、スーさんの現象学的表出ではないのか?

    0
    2024年07月10日

    Posted by ブクログ

    植物状態、いわゆる遷延性意識障害患者に対してのケアは科学的に証明しにくい。それを著者は現場で一緒に働きながら、そこで働いている看護師との対話実践を分析することで、従来の科学的方法ではない真実を生み出す。そのための理論的背景として、現象学を用いるが、その中でもメルロ・ポンティの理論を用いて説明する。看

    0
    2024年08月04日

    Posted by ブクログ

    患者が何らかの反応を出してくれる時は、スタッフが「下心なしで」「邪念なく」付き合った時ではないか p185
    普段下心まるだしだよな、と反省。基本から見直さねば。

    0
    2022年09月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    フィールドワークの推薦本である。博士論文をもとにした本であるから、看護についてのフィールドワークの博士論文を書くときには参考になるであろう。教員養成系大学生にとっては特別支援教育についての論文執筆に役立つのかもしれない。

    0
    2025年01月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    むずいーーっ!!
    ぜんぜん頭に入ってこん
    けど、星野源の「蘇る変態」では、くも膜下出血術後の、ICUで寝たまま体を固定されて24時間神経過敏に耐え続けていたと言っていて衝撃を受けたけど、それは状態が良くなって仕事ができるようになったからエッセイでみんなも知ることができた事実だけど、表出できない人はそ

    0
    2025年08月24日

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