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Posted by ブクログ
戦国時代の合戦の要素を、「刀」「合戦形式」「槍と弓」「大砲と火縄銃」「旗と太鼓」「斬首と切腹」「女武者と船上戦」などの章にわけて、マニアックな図解と一緒に解説した本。学校で習う日本史や時代劇の演出にも、ときどきツッコミが入る。
例えば、一般に銃はポルトガル人によって種子島を通じて日本に伝来された(1543年)とされているが、本書によると、それは東南アジアで使われていた「アルケブス式携帯銃」のことであり、禅僧が残した『碧山日録』という日記には、すでに応仁の乱(1467-77)で「飛砲・火槍」についての記載があるという。ただし、これらは大型兵器であったため、日本の当時の「戦」の形式や資源の面でマッチせず、後に火縄銃のような狙撃型の銃が主に用いられるようになったそうである。さらに、火縄銃のそれぞれの部品の名称や、射撃のための手順なども細かく解説されている。
このように、それぞれの章について、場合によっては平安から江戸までの流れ、あるいは外国との比較が書かれていて、武具や戦術が、時代の変化に順応する形変わってきたこともよくわかる。
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