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桶狭間、忠臣蔵、桜田門……歴史を変えた事件にひそむ謎を大胆に解き明かしていく。推理する歴史探偵もまた、後世の歴史上の人物がつとめる。興趣あふれる厳選八編。
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Posted by ブクログ
斬新な感じで面白かった。 もしかしたら、史実の裏にこれが本当にあった?と、読み進むにつれ思いが強くなる、そんな感じでスラスラ読めた。
軍師を題材にした短篇集。 官兵衛と家康の話は、今年のたくさん読んだ本の流れの中で、来年読みたくなる題材を見つけるきっかけに。 また歴史は作られるというが、裏でどんなことが起こってるのか真実を見つけるのも面白いですね。
あとがきで作者本人が稚拙と言っているけど、そんなことはない。たしかに荒削りな感じがするけど、それがかえって物語に勢いを感じさせます。上田秀人はやはりすごい。
上田秀人氏の初期短編集。氏のデビュー前の作品もあると言う。歴史ミステリーとも言ったところ。 歴史の真実とか、闇に葬られた敗者の歴史など、いろいろな観点で楽しめるのが、歴史小説の面白いところであるが、事実であるかは問題ではなく、ひとつの着眼点から、推理していく楽しさがある。 身代わり吉右衛門、裏切りの...続きを読む真など、まさに力作ぞろい。さすがである。
黒田官兵衛が今川義元の桶狭間で昼食をとった謎を追う話、稲葉正休が親戚の堀田正俊を殿中で切り付けた謎、不昧公が千利休切腹の謎を追う話、勝海舟が坂本龍馬の暗殺の謎を追う話、榎本武揚の転身に憤りを感じつつ探る福沢諭吉。歴史上の人物が推理者と推理の対象者であるストーリーの作りが面白い。短編なので、推理に必要...続きを読むな情報がどんどん出てきてその経緯は丁寧に描かれていない点が残念だが、話の流れが速くどんどん読める点は面白い。
薦められて読んだ初めての著者。 歴史上の人物が、コナン君あるいは大河ドラマの上野樹里お江よろしく探偵ぶりを発揮するのは好き嫌いが分かれるかもしれません。 しかし、これが文壇デビュー前の短編集とは驚きました。 江戸中期が舞台のいくつかは読みづらく感じましたが、幕末が舞台のものは秀逸です。 「たみの手燭...続きを読む」「忠臣の慟哭」「裏切りの真」、尻上がりに筆が冴える3編だけでも一読の価値ありですね。
ひとつ前に読んだ歴史小説が不消化な感じだったので、 こちらの作品に手を出してみました。 知らない作家さんだったので、期待薄で読み始めましたが、 歴史の裏ストーリーに引き込まれました。 読んだ後に、史実はどうだったんだろう?と思わず調べたくなります。
なんとなく手に取った作品。思った以上におもしろかった(一話足りないと思ったのは私の計算間違い)。 戦国から幕末までのさまざまな軍師(勝海舟に軍師というイメージはなかったけれど)のなぞ解きを絡めたお話。 最後の榎本武明の話と、桶狭間の話、桜田門外の変の話が特に面白かったかなあ。あとのもなるほどーっと思...続きを読むわされた。もっとほかの謎(とまではいかなくても他の解釈ができそうな事件)も書いてみてほしいな(もう書いているのかも)。 ただ、徳川慶喜がけっこうこてんぱんにひどく書かれていたのは、もっくんの大河のイメージが崩されて悲しかった。
歴史ミステリー短編、8話を収録。 どの話も、歴史上の事件の謎を、これまた歴史上の人物が探偵よろしく解釈していくという興味深い内容になっています。 特に、幕末モノ3編は(3話すべてに勝海舟さんが登場)、それぞれの話の関わりが3部作のようで面白かったです。
最近のお気に入り「上田秀人先生」の短編集 初期作品というよりもデビュー前に書き溜めた 作品の蔵出しなので香りが強くてとんがってます 基本歴史の謎(疑問)を歴史上の人物が真相究明 するという物語・・・後々の下地を思わせる作品も!
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軍師の挑戦 上田秀人初期作品集
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上田秀人
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