だれの息子でもない

だれの息子でもない

814円 (税込)

4pt

4.0

二〇二八年市民皆武装立国法により各家庭には携帯型対空ミサイルが配備。その保守システム管理と故人となった市民のネット内人工人格を消去することが安曇平市役所電算課で働くぼくの仕事だ。家族を捨て出奔した父が孤独死して十数年。ぼくの目の前に現れたのは死んだはずの親父のアバター=ネットファントムだった。

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だれの息子でもない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    私たちは、自分の情報をたくさんネットワーク内に蓄積している。
    ブログやSNSならわかりやすいが、実はクラウドという機能によって住所録や写真、好みの音楽も「バックアップ」の名のもとに預けている。

    今や「Siri」や「アレクサ」など、「会話する」人工知能が自分の代わりにネットワークで検索する時代。

    0
    2022年11月30日

    Posted by ブクログ

    短編と中編の中間くらいの小説三作品で構成されている。面白さもありつつ、副産物の多い読書だった。

    世界設定はミサイルが各戸に配備されたというような、いかにもSFっぽい世界で、ネットアバターという人工人格がネットという仮想空間でアプリ的に色んなことを代行してくれる。

    みたいな設定。

    話の顛末は言わ

    0
    2017年12月27日

    Posted by ブクログ

    神林長平初挑戦。途中まではかなり面白かった。自分の代理人となれるネットアバターが当たり前の存在であるような世界、こういう世界になると楽しいだろうなと思う。意識のあり方に関するものをはじめとした哲学的な会話も面白かったけれど、最後の方はそれが行き過ぎて、ちょっと追いつけなかった。同じことを繰り返し書い

    0
    2017年06月24日

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