大正箱娘 見習い記者と謎解き姫

大正箱娘 見習い記者と謎解き姫

759円 (税込)

3pt

新米新聞記者の英田紺のもとに届いた一通の手紙。それは旧家の蔵で見つかった呪いの箱を始末してほしい、という依頼だった。呪いの解明のため紺が訪れた、神楽坂にある箱屋敷と呼ばれる館で、うららという名の美しくも不思議な少女は、そっと囁いた――。「うちに開けぬ箱もありませんし、閉じれぬ箱も、ありませぬ」謎と秘密と、語れぬ大切な思いが詰まった箱は、今、開かれる。

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大正箱娘 のシリーズ作品

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  • 大正箱娘 見習い記者と謎解き姫
    759円 (税込)
    新米新聞記者の英田紺のもとに届いた一通の手紙。それは旧家の蔵で見つかった呪いの箱を始末してほしい、という依頼だった。呪いの解明のため紺が訪れた、神楽坂にある箱屋敷と呼ばれる館で、うららという名の美しくも不思議な少女は、そっと囁いた――。「うちに開けぬ箱もありませんし、閉じれぬ箱も、ありませぬ」謎と秘密と、語れぬ大切な思いが詰まった箱は、今、開かれる。
  • 大正箱娘 怪人カシオペイヤ
    726円 (税込)
    時は大正。巷に流行る新薬あり。万病に効くとされるその薬の名は――「箱薬」。新米新聞記者の英田紺は、箱娘と呼ばれる少女・うららと調査に乗り出す。一方、病に冒された伯爵の館には怪人・カシオペイヤから予告状が届く! 館では陰惨な殺人事件も発生し、現場に居合わせた紺は、禁秘の箱を開き「秘密」を暴く怪人の正体を知ることに。怪人が狙う帝京に隠された謎とは!?

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大正箱娘 見習い記者と謎解き姫 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年07月05日

    開けぬ箱も閉じれぬ箱もないと言う少女。新米記者の元に舞い込む謎。大正時代の女たちの物語。舞台が整い人物が揃い謎と秘密が開かれる。
    実に好みの要素の詰まった作品でした。既視感も強いが時代が持つ女というものに焦点を合わせた点が面白い。

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    Posted by ブクログ 2019年08月13日

     時間がなくて、積んでた本を読む。
     いや、正しくは感想を書いてなかっただけで、本当に積んでいたわけではない……        

     それはさておき。
     今日もう一回読んだので書こう。

     物語は、新聞記者見習いと箱娘のお話。
    「箱娘……?」と、なりましたが、「箱娘」とはなんなのか、はこの巻だけでは...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年05月18日

    【収録作品】箱娘/今際女優/放蕩子爵/悪食警部 
     大正時代の一見自由ながら息苦しい空気感が伝わってくる。今も変わらないのかもしれない。

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    Posted by ブクログ 2017年04月18日

    この作者さんの本読むの初。
    CDで言えばジャケ買いです。表紙かわいい

    『箱娘』『今際女優』
    『放蕩子爵』『悪食警部』
    の4編で構成された一冊。ライトノベルですね。
    タイトル通り、大正が舞台です。

    大正モノ結構好きなんですが、時代考証がびみょうかな……要素を「挟んでる」って感じで、時代背景を感じる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年05月31日

    箱娘の存在、謎解き、キャラ、文体も含め作品全体が好み。箱や手紙に限らず、閉じた蓋を開けるのはちょっと怖い気持ちはわかる。資料としてあたったのが横溝正史だそうで納得。続編が楽しみ!

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    Posted by ブクログ 2016年04月27日

    散文詩のような文体が心地良い。
    箱入り娘ではなく箱娘。箱とは自由を奪うもの束縛するもの象徴なのかな。大正時代の女性の社会的な立場や因習に縛られた扱われ方を批判的に描いている。
    上野千鶴子や笙野頼子の著作に近い雰囲気を感じるが、最も近いのは“大正野球娘。”じゃないかな。
    “今際”は物語としてとても面白...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年06月15日

    ラノベ感があったけど、表現や言葉の言い回しは好きかなーと思いつつ。
    『箱』の定義が様々で、それも箱なのかーと思いつつ。
    次回作に続くのかな。

    0

    Posted by ブクログ 2018年03月02日

    新米記者は取材のために、旧家に出向き、箱を手に入れ
    閉じるも開けるも自在の『箱娘』の所を訪れる。

    連続短編集になっていますが、この時代
    女性は生きにくいです。
    閉じ込められているのか、閉じこもっているのか。
    それは本人がどこで生きようとするかによって
    変わってくる世界、だと思います。

    外に出る事...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年10月14日

    電撃文庫の『ミミズクと夜の王』を読んで雰囲気が好きだった紅玉さん。文体がやっぱり独特だなーと、改めて思った。詩的というか、文と文の間とか空気感がいい。

    0

    Posted by ブクログ 2016年04月20日

    雰囲気はとても素敵。
    この先紺がどう変わっていくのだろう、とは思うけれど、続きを買うかは出てから、かなぁ。

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