伊藤博文 近代日本を創った男

伊藤博文 近代日本を創った男

2,145円 (税込)

10pt

4.5

初代総理大臣として内閣制度を創設し、みずから中心となって大日本帝国憲法を制定しながら、木戸孝允や岩倉具視らの間をたくみに世渡りして出世した「軽佻浮薄」な人物、あるいは、旧憲法によって民主化の道を狭め、韓国では民族運動を弾圧した権力者、といったイメージで語られてきた伊藤博文。日本近代政治史の第一人者である著者が、歴史学の最新成果をふまえて、伊藤の全生涯と「剛凌強直」たる真の姿を描き切る、決定版評伝。(講談社学術文庫)

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伊藤博文 近代日本を創った男 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年07月23日

    伊藤博文及び明治の近代国家創設を知るための必読書だと思う。当時の書簡の遣り取りを掘り起こし、事実関係を丁寧に整理しており、網羅性の観点からも秀逸。また、全般的に分かりやすい。
    特に伊藤博文のネガティブな評価を覆す思いが意図としてあり、彼の真意を理解することで、改めて彼の功績を評価することができる。
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    Posted by ブクログ 2018年10月27日

    明治時代について現在が見渡すとき
    まず江戸からの維新の成功と
    第二次大戦に至ってしまった失敗との区切りがある
    日本の歴史に残る大宰相が政治活動をするのに意見の違う他者を斬る時代から現在への転換は
    成功であり
    現在の自分が歴史の現代に対して分けて見えるのが敗戦であるから

    もっとも江戸のまま第二次大戦...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年02月04日

    伊藤博文の成し遂げた事績を考える内容を含む本を、読んだことが無い訳ではないが…正直、伊藤博文に関しては、個人的には「小中学生の頃に手にした、小遣い銭の千円紙幣に在った肖像画」というイメージの以上でも以下でもない…が、色々と「新しい状況への対応?」という現代のような時代であるからこそ、伊藤博文のような...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月04日

    山口県光市にある、伊藤博文記念館を訪問した事を機会に、読み始める。記念館にある伊藤の愛用品を眺めつつ、遠い、明治という時代を思う、なかなか大変な時代であったのでは、と。またこの本も結構の大著、読むのも大変です。

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