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王子と木、ではなくて
高校の文化祭の出し物で、王子役になった男の子。彼が恋したのはお姫さまではなくて、背景の木と道具係を兼任するやさしい男の子でした。
タイトルが「王子と木」でないのはどうしてなんでしょう。
王子だけの木、だから?
王子にとって木は特別な存在だから?
木は王子にたいせつなものを与えてくれるから?
表紙や奥付や諸々含めて全30ページ。
このページ数で、誰かを好きになったときのせつなさとか、よろこびとか、すべてが表現されている気がします。
三田織先生の作品は、相思相愛のふたりが主人公でも、すべてがハッピーな感じではなく、ちょっとした不安や心配がさりげなくはさみこまれていて、たとえ短いストーリーでも奥行きを感じさせてくれます。
生きていくうえでたくさん辛いこともあるだろうけれど、王子と木のふたりだったら幸せに変えていくことができるのだろうな。
おすすめ
何でもない日常のひとこまを特別なものに、登場人物ふたりの気持ちを崇高に描いている素敵な作品です。何もいらないとか普通は言えない。二人いつまでも幸せに。
王子がんばって
恋人って、欲しい物言ってもらいたいものな気がするので王子は何かねだってあげてほしい
管理人を手伝わなきゃいけないって思っちゃう木にピンと来ず、少し残念
熱のある状態で職としてやってる人を手伝わなきゃいけないってことはないんじゃないの?って言いたくなっちゃって…
だからといってそれ聞いて不安になった王子もあんな風に言っちゃったりするのは…若いからってダメだぞ〜
まぁ、実際色々な人間がいるのでこんな感じな二人もいて、幸せなのかも知れない
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