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世界の目がイスラエルに集中している。軍事技術、サイバー・セキュリティ、自動運転技術関連の開発力から「第二のシリコンバレー」と呼ばれ、毎年1000社を超すベンチャーが起業。巨額のマネーが流れ込んで、いまや米国に次ぐイノベーション大国なのだ。とりわけドイツと中国が急接近、日本は取り残されるばかりだが……。欧州から取材し続けてきた著者だからこそ見えてくる日本の危機とビジネスチャンスとは。
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Posted by ブクログ
『高い技術力を有している中東のシリコンバレー。日本ではあまり知られていないイスラエル』 ・ユダヤ人の思考、教育が高い技術を生む ・精鋭軍部隊の出身者が起業してイノベーションを起こす ・建国をしたが様々な問題を抱えている ナチスドイツ時代の反省・謝罪を継続しているドイツ。 脱欧米を念頭に中国に接近する...続きを読むしたたかさを持つ。
イスラエルとロシア、イスラエルとドイツ、中国の関係性が学べた。まだまだ知らない事が多いが、そうした事を一つ一つ偶発的に学んでいくのは楽しい。 イスラエルがイノベーション大国になる上で重要だったのは、1991年のソ連崩壊。ソ連ではユダヤ人差別がはびこっていたため、多くのユダヤ人が出国を希望していたが...続きを読む、ソ連政府は許可していなかった。ゴルバチョフ共産党書記長に就任し、出国規制が緩和された。その後ソ連が解体されると、堰を切ったように多くのユダヤ人がイスラエルに移住した。ロシア通の佐藤優がイスラエルのモサドとパイプを持つのもこうした経緯があるからか。 イスラエル建国の父である初代首相ダビットベングリオンは中華人民共和国政府を正当な政府として極めて早い段階で承認している。これは中東諸国の中で最も早い。中国とインドの建国に強い関心を見せていた。ドイツはドイツで、ホロコーストやユダヤ人迫害の歴史を謝罪し続け、イスラエルと良好な関係を再構築している。 こうした関係性の解説だけではなく、本題はイスラエルのイノベーションの凄さだ。イスラエルの国防軍である通信諜報の8200部隊が同国のスタートアップ企業を生み出す源泉になっている。 アメリカのインテルがイスラエルのモービルアイを買収。モービルアイはスタートアップ企業で、自動運転に不可欠なテクノロジーをリードしている。高度ドライバー支援システム(ADAS)の中核となる画像情報処理システムのパイオニア。イスラエルのスタートアップ、アーバンエアロノーティクスは、空飛ぶ自動車を開発している。 こうした読書の私の楽しみ方は、YouTubeでスタートアップ企業を検索する事。そうすると、空飛ぶ車の最新製品が動画で見れたりする。これは、テクノロジー本を読む上でオススメである。
イスラエルと各国がどのように関係構築しイノベーションを起こしているかが読み取れた 2018年とやや古新聞になっているので、最新の状況を知りたいと思ったし、もっと世界情勢に目を向けたいと思う。いつか行ってみたい国のひとつになった。
著者の熊谷氏は元NHKでいまはドイツに在住している方です。twitterをみたら典型的なジャーナリスト特権階級的な人で、典型的なドイツ出羽守です。 本の内容で、恩讐を超えての3章なんかは、ぶっちゃけ戦後賠償が云々とか70年以上経ってるのにいってる国内の人たちと変わらない内容でした。 イスラエルに関す...続きを読むる情報は有意義ですが、ドイツとイスラエルの関係が深く、ドイツにいる俺は正しいという自慢的な要素も感じました。
スタートアップ大国イスラエルのの現状と背景を知るために、第1章と第2章はとても参考になる。 但し、筆者はイスラエルではなくドイツの専門家であり、第3章以降は、ドイツとイスラエルの政治関係や中国のドイツ進出など、イスラエルのベンチャーとほとんど関係のないページの水増しが目立つ。
イスラエルのテルアビブが第2のシリコンバレーとして脚光を浴びていると初めて知った。軍がIT技術者の養成場として機能しているとは、さすが敵国に囲まれたイスラエルらしい独特の環境のなせることだと感心した。 また、米国のトランプ大統領がエルサレムを首都として承認する背景として、中国やドイツの存在があっ...続きを読むたとは。大変勉強になる一冊だった。
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イスラエルがすごい―マネーを呼ぶイノベーション大国―(新潮新書)
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熊谷徹
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