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Posted by ブクログ
前作が素晴らしすぎて、続編があると知り大喜びで購入しました。
イヴちゃんの可愛らしさは相変わらず。
時代が100年ほど下がって、あのときに出会った人々は故人になってしまい日下國も変わってしまってとても寂しく感じられました。思い入れがあったのでしょうね。
イヴや天帝だった少女は時を超えて存在しつづけてしまう、その切なさは本人たちにしかわからない。
それでもまた、さまざまな人々と交わり、彼女たちは未来に向かって進んでいくんだ……
白長須鯨の箱が健在?で残ってたのが全編のどこを読んでいても安心感を与えてくれてそれも嬉しかったなあ。
また、続編が出たら是非読みたいものです。
Posted by ブクログ
前作は江戸時代を模した時代設定だったが、今回は一気に百年後の世界だ。
新世界大陸で開催されるゴダム万博は問題山積。
ちっとも働かない労働組合員である、エアルランド系白人たちのせいで工期は遅れに遅れている。
そのことを忌々しく思っているのは使用者たちだが、人々の思いは様々で......。
騙し騙されの世界、一体誰が異常なのか?
そして我らが伊武は一体どこに.....?
いたいた、万博日下国館、「十三層」の最上階に。
彼女は眠ったまま、長持ちに腰掛けているが、果たして再起動するのか?
一方、日下人であるジョー・ヒュウガの活躍は血で彩られている。
妻子の元に帰るため、金のため。
けれどもそれは同胞が鬼となるのを目前とし、自らを助けてくれた華丹人の命を奪って描いた夢。
たとえそれが彼が直接関わったものでないにしろ。
その部分は目を覆いたくなる凄惨さだ。
大岡昇平『野火』の世界がそこに広がる。
ヒュウガの息子、丈一郎が日下国の港で出迎える場面に至るには多くの悲しみが詰まっている。
伊武の活躍より、ヒュウガの物語が中心に据えられている。
またしても伊武は眠りにつくだろうか。
伊武が次に目覚めた時、世界は彼女をイヴ、始まりの人となるのだろうか。
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