ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
「あなたは、どなた?」少年が彼女の冷たい体を抱きしめるとき、運命の歯車が廻り始める――。1892年、万博開催を翌年に控え、空前の賑わいを見せる新世界大陸(ムンドゥス・ノーヴス)の都市・ゴダム。万博の利権を巡る人々の争いが繰り広げられる夜、パビリオン「十三層」の頂上で、機巧人形(オートマタ)・伊武(イヴ)が永の眠りから目覚めた。機巧と人間。本当の“心”を持つ者は誰か? 未曾有の世界に魂が震えるSF伝奇小説の傑作!
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
前作が素晴らしすぎて、続編があると知り大喜びで購入しました。 イヴちゃんの可愛らしさは相変わらず。 時代が100年ほど下がって、あのときに出会った人々は故人になってしまい日下國も変わってしまってとても寂しく感じられました。思い入れがあったのでしょうね。 イヴや天帝だった少女は時を超えて存在しつづ...続きを読むけてしまう、その切なさは本人たちにしかわからない。 それでもまた、さまざまな人々と交わり、彼女たちは未来に向かって進んでいくんだ…… 白長須鯨の箱が健在?で残ってたのが全編のどこを読んでいても安心感を与えてくれてそれも嬉しかったなあ。 また、続編が出たら是非読みたいものです。
第1作目が非常に面白かったので、続巻を楽しみにしていた。 前巻より100年後の世界が描かれている。うーん、この巻はいささか、盛り込み過ぎかな。世界観が全く変わり、設定の説明や登場人物のそれぞれの過去、前巻との関連の匂わせなどを書くのにページが割かれ、残念ながら現在のストーリーが薄くなってしまった。さ...続きを読むて、次巻は何年後の世界?楽しみに待ちたいと思う。
シリーズ第2弾。 1作目の面白さは超えられず。 しかし、本作はそれはそれで面白い。 1作目の事など殆ど覚えていなかったが、全く問題なく楽しめた。 調べたところ3作目も既に文庫で出版されており、これはいずれ読みたいと思う。 1作目に比べてイヴがちょっとおとぼけキャラになっていたような気がするが、...続きを読むそれはそれで良いのかもしれない。 星は3つ。3.4とか。
前作より百年後の世界。 今回は電気などが普及してきた頃の外国のお話でした。 伊武が動き出すまではいまいち乗り切れない感じでしたが、前作の最後の章みたいに万博が開催されてからの怒涛の展開が高低差すごかったです。 日下に戻ってからのシーンがめっちゃ切ない。 それとは別に機巧人形が全部話に出てきてて嬉しい...続きを読む。 次はいったい何年後の話になるのか。フェル女史気に入ったのだが出番は終わりかな。
このシリーズなんか乗れないな、と思っていたのだが、スチームパンク的ロマンチシズムを期待すると当てが外れるんだ、と今回気が付いた。人種差別や労働争議と言った万博の裏側をリアリズムで描き混む手法は、ハードボイルドでしょ。もちろん、「卑しき街を行く孤高の騎士」というチャンドラー流のロマンチシズムは存在する...続きを読むわけだけれども、これってスチームパンクに期待されるロマンとは、また別の物だよなあ。てなことを今回思った。
前作よりも主要キャラの造詣が類型的になっているのが残念だなあ。ただ、時代設定や万博という舞台立てはおもしろい。組合潰しなんかをやる探偵組織というとこほは、コンチネンタル・オプを連想した。次作もあるので、そちらも楽しみ!
だいぶ時間を置いて読んだ続編なので、繋がりが見えなかったりして充分には楽しんだと言えないかもしれない。それでも登場人物の思いの強さ、執着の根拠には裏付けが弱かった気がする。ただ、ストーリーは面白いので、次作も読んでみようと思っている。
「機巧のイヴ」の続編。「機巧のイヴ」は短編集でどの話もものすごく面白かったが、この続編はちょっと微妙。長編エンターテイメント要素はばっちりなのだが、登場人物への感情移入がいまいちかな。でも前作と同様にイヴのかわいらしさは健在。アニメ化したら売れると思う。イヴのさらなる活躍を期待。
時代が進んで明治?くらいかな。まさにスチームパンクど真ん中の時代。ストーリーは、前巻と比べると随分と軽くなった感がある。個人的な好みは、前巻の静謐な雰囲気が良かった。おそらく日本を舞台にストーリーは、続くと思われるので、次巻は少し雰囲気がクールになることを期待したい。大人も結構好きな設定だと思うので...続きを読む。
前作は江戸時代を模した時代設定だったが、今回は一気に百年後の世界だ。 新世界大陸で開催されるゴダム万博は問題山積。 ちっとも働かない労働組合員である、エアルランド系白人たちのせいで工期は遅れに遅れている。 そのことを忌々しく思っているのは使用者たちだが、人々の思いは様々で......。 騙し騙され...続きを読むの世界、一体誰が異常なのか? そして我らが伊武は一体どこに.....? いたいた、万博日下国館、「十三層」の最上階に。 彼女は眠ったまま、長持ちに腰掛けているが、果たして再起動するのか? 一方、日下人であるジョー・ヒュウガの活躍は血で彩られている。 妻子の元に帰るため、金のため。 けれどもそれは同胞が鬼となるのを目前とし、自らを助けてくれた華丹人の命を奪って描いた夢。 たとえそれが彼が直接関わったものでないにしろ。 その部分は目を覆いたくなる凄惨さだ。 大岡昇平『野火』の世界がそこに広がる。 ヒュウガの息子、丈一郎が日下国の港で出迎える場面に至るには多くの悲しみが詰まっている。 伊武の活躍より、ヒュウガの物語が中心に据えられている。 またしても伊武は眠りにつくだろうか。 伊武が次に目覚めた時、世界は彼女をイヴ、始まりの人となるのだろうか。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
機巧のイヴ―新世界覚醒篇―(新潮文庫)
新刊情報をお知らせします。
乾緑郎
フォロー機能について
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
悪党町奴夢散際
浅草蜃気楼オペラ
仇討検校(新潮文庫)
海鳥の眠るホテル
鬼と三日月
思い出は満たされないまま
愚か者の島
彼女をそこから出してはいけない
「乾緑郎」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲機巧のイヴ―新世界覚醒篇―(新潮文庫) ページトップヘ