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2036年。あらゆる問題を「先送り」してしのいできた日本に限界が来る。これ以上の「先送り」は不可能になるのだ。年金、保険などの社会保障はもとより安全保障に至るまで、国家システムの破綻は回避できるのか。危機の本質を政官のメカニズムに精通した若手論客が描き出す。なぜ国会では何も決まらない? 財政破綻は近い? 異次元緩和の利得者は? 日米同盟は盤石か? すべての議論の出発点となる画期的論考。
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Posted by ブクログ
総合的な観点から、年金などの社会保障から、安全保障、エネルギー政策などをまとめれる意見です。 内容的に右左公平な感じですし、本来のリベラルの報道ってこうあるべきじゃないの?という内容でしたので好感を持ちました。 4章にぶっちゃけわれわれの世代はどれくらいの年金がもらえると想定されるのか?という点は非...続きを読む常に理論的に算出されていて、老後資金が気になる人は参考にした方がいいと思います。
とにかく、読みやすいです! . 特に、これからの社会を担う20,30代の人に、読むことをお勧めします。 . これからの日本を左右する、社会保障と安全保障の観点において、日本がおかれている状況を理解することができました。 . この本を読むことで、短期的ではなく長期的な視点で日本の政治を考...続きを読むえることができ、また、倫理的・哲学的観点ではなく現実的に今後の戦略を考えることができました。
日本では多くの課題が先送りされていることを指摘して、"個人として責任感のある政治家や官僚が、政府の組織としての無責任を助長(p41)"していると看破している.きちんとしたデータを基にした論考は信頼できるものと感じた.安全保障の問題で中国の動きを的確に捉えて、アメリカとの関係を今後...続きを読むどうするかを真剣に考える時期だとの指摘も納得できるものだ.日本のこれまでのあり方は、"自由貿易体制下で資源を輸入して、フルセット型の産業構造で国内の需要を賄いうる経済体制を整備し、余剰を輸出して貿易黒字を維持する(p232)"という経済安全保障のモデルであったが、これをどのように変えていくかが今後の重要な課題となるだろう.地に着いた論考だった.
優秀な官僚たちはあえて先送りという戦術を取っている。 アメリカが強制した憲法によって、戦争をしないですんでいる。 目から鱗の連続。同世代の著者による日本の未来とは。
日本の歴史や社会事象を表面的にしか捉えてなかったなぁと痛感。 宇佐美典也氏のこの本は「学び」の連続だった。
著者のこれまでの作品よりもずっと良い。 日本のシステムの限界をわかりやすく述べている。著者は日本の未来に希望を捨てていないが、その点には首肯しかねる。自分が生活保護行政に携わっているから故の厭世観かもしれないが。
covid禍以前の2018年刊行だが、元経産省の官僚だった著者の政官界の状況に対する分析は今も全く違和感がない。 我が国の財政状況や安全保障についての状況分析も的を射た中庸不偏なもので、わかりやすいし、納得感がある。 今後について書かれた3章は著者の性格なのか、読者へのサービスなのか、やや楽観的...続きを読むに思えるが、将来は未確定だし、「先送り」が奏効することもあるという著者の指摘も踏まえれば、本書の締めくくりとしては妥当と思える。 これからの社会に生きる人は所属する組織から適切な距離をおき、自己の市場価値を高めなければいけないという著者の指摘は全くその通りだと思う。
2019.6.26 健康とスキル、そして資産運用をする術を持つ 愛や友情も資産になるのね 世間のこと何にも分からなかったけど、すこしだけ政治や経済に興味が持てた
流石の官僚出身で今後の日本社会の問題を端的にまとめてくれている。ところどころ元官僚としての自意識が出ている点が好き嫌いありそう。ロスジェネ必読。欲を言えばもう少し個人のキャリア形成について提言が欲しかった。
第1章 この本に求めていた内容ではなかったので読み流す。キャリアへの自負が鼻につく。自負を持つ事自体は悪くないがこの本の中で書く事ではない。 第2章・第3章 社会保障と安全保障について。コンパクトにまとまっていてこの本の核となる。 第4章 原子力発電についての考えは自分と異なる所もあるが、...続きを読む原子力の尻拭い技術大国を目指す視点は自虐的にありかな、と思った(著者はそんな意図はないかも知れないが) 高久書店にて購入。
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逃げられない世代―日本型「先送り」システムの限界―(新潮新書)
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宇佐美典也
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