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発端は十年前の大事故にあった。看護婦だった信悟の母の不思議な体験。こと切れたはずの少年が生き返って叫んだ言葉「われはえいごうなり!」。そのとき胎内にいた信悟に宿った不思議な力。それに目をつけて執拗に迫ってくる水島先生。そして遂に正体を現した「無限のビィ」。次々と人や動物に乗り移っては街を大混乱に陥れるビィの真の狙いは? 涙と勇気の果てに訪れる驚愕と哀切の結末!
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Posted by ブクログ
昭和四十六年、立花信悟は原因不明の頭の発達の遅れを持つ弟の将悟と東京の下町、三崎塚で過ごす小学三年生。つい最近、超能力のような不思議な力を使えることに気付いた。そんな信悟の通う学校に、ひとりの女性教師が赴任してくる。綺麗で優しい菜美先生は児童たちからすぐに好かれていくが、彼女が来て以来、三崎塚で様...続きを読む々な事件が頻発するようになる。 三崎塚自体は架空の町ですが、物語と大きく三崎塚で十年近く前に起こった死者160名を出す鉄道史上に残る大惨事というのは、私もあまり知らなかったのですが、国鉄戦後五大事故のひとつとされる三河島事故をモデルにしたもののようです。そしてなるほど〈現在〉の事件とこういう関わり方をするのか、と信悟がそれまで知らなかった事実を知るにつれて、物語自体も壮大さも増していきます。アクションシーンあり、街全体を揺るがす大騒動あり、後半、特にラストの展開あたりは好き嫌いがかなり分かれそうな気もしますが、(どこか懐かしい感じもする)SF的な要素も含んで、悠久の時を超える規模の話になっていきます。 いま過去のその場にいるような感覚になる当時の街並みの雰囲気の描写も楽しい小説で、関わる大切なものをひとつずつ失っていきながら、残酷な真実を目の当たりにしながらも、得体の知れない存在と闘っていく少年の姿を描いた大作ホラーです。
発端は10年前の大事故だった。看護婦だった母親の不思議な体験、その時胎内にいた信悟に宿った不思議な力。それに目をつけて執拗に追ってくる水島先生。そして遂に正体を現した「無限のビィ」の真の狙いとは-。 リーダビリティがあるので勢いに乗って読み進められるけれど、やはり冗長な部分が(上巻でも感じたことが...続きを読む)気になった。最後のオチも、もしかしたら?という期待は裏切られなかった。ただ物語が発するメッセージは明確で、読んで損したという気にはならない作品。 (B)
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朱川湊人
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