頼山陽 上

頼山陽 上

825円 (税込)

4pt

3.0

言葉の力で幕末の歴史を変えた男、頼山陽。自由闊達な売れっ子クリエイター、反骨の文筆家として文化・文政年間を鮮やかに生き、歴史書『日本外史』で国を憂える幕末の若者たちの心を尊皇へと傾けたひとりの男の人生を描ききった本作は、第27回新田次郎賞を受賞。高い評価を得たほか、天才を支えた家族の温かな描写で、多くの年配の読者から熱い支持を得た。この上巻では儒家として名高い父に反発して放蕩を繰り返す、若き青年・山陽の姿を描く。

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頼山陽 のシリーズ作品

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  • 頼山陽 上
    825円 (税込)
    言葉の力で幕末の歴史を変えた男、頼山陽。自由闊達な売れっ子クリエイター、反骨の文筆家として文化・文政年間を鮮やかに生き、歴史書『日本外史』で国を憂える幕末の若者たちの心を尊皇へと傾けたひとりの男の人生を描ききった本作は、第27回新田次郎賞を受賞。高い評価を得たほか、天才を支えた家族の温かな描写で、多くの年配の読者から熱い支持を得た。この上巻では儒家として名高い父に反発して放蕩を繰り返す、若き青年・山陽の姿を描く。
  • 頼山陽 中
    814円 (税込)
    文化文政期最高峰の文筆家にして、幕末を用意した思想家・頼山陽。その天才を支えたふたりの女性がいた。家を守り、子を育てる妻と、自立し、表現者として生きる奔放な女弟子。ふたりの愛と哀しみが、山陽を軸に交差する……。
  • 頼山陽 下
    792円 (税込)
    言葉の力で幕末の歴史を変えた男、頼山陽。歴史書『日本外史』で国を憂える幕末の若者たちの心を尊皇へと傾けたひとりの男の人生を描ききった本作は、第27回新田次郎賞を受賞。この下巻では二十年以上の歳月を経て、ついに名著『日本外史』を書き上げた山陽の、作家ならではの生き様・死に様を描く。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

頼山陽 上 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年09月16日

    頼山陽は「風雲児たち幕末編」にもなぜか登場しない。本書が小説で頼山陽を描いた初出と思う。今後、これが人物像の基本になるだろう。上巻は、頼山陽が周りを不幸にしまくって、自己実現していくだけの話で、主人公視点だからまだ読めるが、被害者視点からなら、周りが彼を甘やかしているとしか見えない。特に玉蘊はかわい...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年03月22日

    『日本外史』の著者である頼山陽を主人公にした歴史小説です。

    上巻は、詩文で身を立てることを夢見る山陽が脱藩をくわだてて京都に上るもたちまち国元へ連れ戻されるという事件からはじまります。その後も夢をあきらめようとしない山陽は、みずからのうちにあって彼を突き動かす得体のしれない「石」を見つめながら、養...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年10月22日

     頼山陽の幼少から青年までの上巻。山陽は今で言う躁鬱病じゃないかなぁと感じた。後悔編での哀愁に心引かれた。
    引用を入力するにあたり、思いもよらぬ文字が使われていたりして読んだ後で面白く読み返すことができた。

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