もうひとつの命
  • 値引き

もうひとつの命

671円 (税込)
335円 (税込) 5月2日まで

1pt

3.5

あの頃の僕らはまだたくさんの高いものに世界を囲まれて、息苦しさを覚えていた。自由に走り回っているようで、ふと気づくと自分がどこにも行けないような気がして焦り、苛立ち、空を仰いでいた。僕らが『魔女』に出会ったのは、そんなときだった。あれから数年、自殺した稲村が生き返った。思い返すのは、例の魔女のこと。あの場に居合わせた僕ら六人は、どうやら命を一つ分だけ貰っていたらしい。一度だけ復活できる。なら命一つ犠牲にして、僕らに何が成し遂げられるだろう。

...続きを読む

もうひとつの命 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • もうひとつの命
    値引き
    671円 (税込)
    335円 (税込) 5月2日まで
    あの頃の僕らはまだたくさんの高いものに世界を囲まれて、息苦しさを覚えていた。自由に走り回っているようで、ふと気づくと自分がどこにも行けないような気がして焦り、苛立ち、空を仰いでいた。僕らが『魔女』に出会ったのは、そんなときだった。あれから数年、自殺した稲村が生き返った。思い返すのは、例の魔女のこと。あの場に居合わせた僕ら六人は、どうやら命を一つ分だけ貰っていたらしい。一度だけ復活できる。なら命一つ犠牲にして、僕らに何が成し遂げられるだろう。
  • もうひとりの魔女
    値引き
    671円 (税込)
    335円 (税込) 5月2日まで
    「今年は最悪の夏休みだ。わたしはこの夏に、やり残していることがある」  一度死んでも生き返ることができ、その際にひとつの願いを叶えられるという不思議な木の実を手に入れた子供たち。  二度目の死を迎えてこの世から消えていなくなったもの。別に誰かに成り代わったもの。自分を殺した相手への復讐心を募らせるもの。  各々の願いがもたらした因果は絡み合い、物語は予想だにしない展開を迎える。  そして永き時を生き続け、彼らの行く末を見届けた魔女は、何を願う。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

もうひとつの命 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年10月04日

    『魔女』にもらった命をきっかけに、罪を背負いながらも、それぞれの願いを叶えた高校生達の物語。残機が1つ多くても、生まれ変わった先がどうなるかなんて分からないよなあ、なんて。
    展開がなかなか読めず、最後までじっくり読めました。「もうひとつの命」「もうひとつの魔女」の順で、是非どちらも読んでいただけると...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年03月01日

    腰越、和田塚、江ノ島、稲村、七里、藤沢。人間関係が理解できなくて読後にネットで解説を探してやっと落ち着いた。友だちとは呼べないような幼馴染たちだが、どいつもこいつもといった個性派。木の実の使い方を間違っているとしか思えない。まあ、好んで手に入れた命ではないので無駄使いしても仕方ないのかな。藤沢以外は...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年02月27日

    ふとした拍子にもうひとつの命を手に入れた6人の少年少女。     
    なんと、死ねば願い事が叶うらしい。     
    等身大の少年少女たちは、何を願ったのか、願いは叶ったのか、その願いは……。     
    たった一度きりの人生、もがいてあがいて必死に自由に好きに生きよう。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年01月19日

    この、死んだ妹の為とはいえ同級生を何人も殺した様な人が、二つ目の命すら使わないで生き残っている。そんな清々しいバッドエンドが私は大好きです。

    0

もうひとつの命 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

メディアワークス文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

入間人間 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す