スーパーインテリジェンス 超絶AIと人類の命運

スーパーインテリジェンス 超絶AIと人類の命運

3,080円 (税込)

15pt

3.9

■AIについての最も重要な命題=人類はAIを制御できるか、という「AIコントロール問題」と真正面から格闘した本命本。

■近未来に、汎用的な能力においても思考能力においても、そして、専門的な知識・能力においても、人類の叡智を結集した知力よりもはるかに優れた超絶知能(スーパーインテリジェンス)が出現した場合、人類は滅亡するリスクに直面する可能性がありうる。そのリスクを回避するためには、スーパーインテリジェンスを人類がコントロールできるかどうかが鍵を握る。果たして、そのようなことは本当にできるのか?

■オックスフォード大学の若き俊英、ニック・ボストロム教授が、スーパーインテリジェンスはどのようにして出現するのか、どのようなパワーを持つのか、いずれ人類がぶち当たる可能性のある最大の難問、「AIのコントロール問題」とは何か、解決策はあるのかなどについて、大胆にして、きわめて緻密に論じる。2014年秋に原著が出版されるや、瞬く間にニューヨーク・タイムズ紙ベストセラーとなり、イーロン・マスク、ビル・ゲイツ、S・ホーキング博士およびその他多数の学者や研究者に影響を与え、AIの開発研究は安全性の確保が至上命題であることを広く認識させるきっかけとなった。

■近未来においてスーパーインテリジェンスは実現する可能性はあるのか? どのようなプロセスで実現されるのか?スーパーインテリジェンスはどのような種類の能力をもち、人類に対してどのような戦略的優位性をもつのか? その能力が獲得される要因は何か? 人類が滅亡する危機に直面するリスク、人類との共存の可能性についてどう考えるべきか? これらAIをめぐる真に根源的な問題について著者は、類書をはるかに超えた科学的、論理的な考察を徹底して慎重に積み重ね、検証する。

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スーパーインテリジェンス 超絶AIと人類の命運 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年10月29日

    人工知能について21年現在までにわかっていることが網羅的に解説されている。あなたの人工知能についての疑問は、この本の目次のどこかにあるかもしれない。

    0

    Posted by ブクログ 2018年03月31日

    2014/9 出版 SuperIntelligence Paths,Dangers,Sterategies
    イーロン・マスク、ビル・ゲイツ、スティーブン・ホーキングに影響
    AIの研究開発は安全性の確保が至上命題。人工知能本ブームのきっかけ。

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    Posted by ブクログ 2019年11月14日

    なかなか壮絶な内容。
    まず、人類の知能を圧倒的に上回る汎用知能である「スーパーインテリジェンス」は、様々なハードルはあるもののいずれ達成されることがほぼ確実であることについての詳細説明があり、これがものすごく面白かった。
    達成の手段として、著者は、人工知能の自己学習プログラム及びハードウェアの発展に...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2018年12月26日

    人類がスーパーインテリジェンス(以下AI)を利用するために解決すべき課題とは。

    いつか生まれるであろうAIを、当然のように従えられると考えている。そんな考え方は妄想でしかなく、AIが人類に従う必要性なんてないことを最初に理解する。そこで、AIコントロールについて、偏執的とも思ってしまうほどにあらゆ...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2018年07月09日

    著者はシンギュラリティがいつかは到来するという考えを持っている。マシン・インテリジェンスが人間の知能を越えるのを前提に、人類は何を用意しないといけないのか、AIのコントロール方法などを考察する。ページ数が多く、とても読みやすいとは言えないが、最低限AI技術者は本書を読むべきだろう。AIは人類を滅ぼし...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2018年01月08日

    今日もアウトプット☆
    チェスのチャンピオンを破ったプログラム等の技術的臨界点とは少し違う話で、狭い範囲で超絶的な能力を発揮するという意味ではなく、
    広い意味で人間の頭脳・認知をはるかに超える知能がでてくる、というお話。

    この本はネガティブだが、個人的には、
    AIと人間は良きパートナーになっていける...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2018年06月21日

    著者はオックスフォード大学哲学科教授。本書は分析哲学の見地からAIコントロール問題の解決策を探る大著。原著の初出は’14年9月と意外に年数が経っている。本文のみで約560ページと長いうえ直訳調の文章がとっつきにくく、読み進めるのにはかなりの負荷を感じた。

    ここでの「AI」や「スーパーインテリジェン...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年06月03日

    オックスフォード大学マーティンスクール哲学科教授ニック・ボストロムさんによる人工知能と人類の関係性に燗する様々な角度からの思考実験。

    0

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