「なんとかする」子どもの貧困

「なんとかする」子どもの貧困

作者名 :
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作品内容

ある「こども食堂」での話。
今日は鍋にしようと、大人たちが鍋料理を作ったところ、高校生の女の子が「みんなで鍋をつつくって、本当にあるんだね」と言った。彼女には、その経験がなかった。みんなで鍋をつつくというのは、テレビの中でだけ起こるフィクションだと思っていた。スーパーマンが空を飛ぶように。
同様の話を、よく聞く。大学生のボランティアに会った中三生が「大学生って、本当にいるんだね」、簡単なクリスマスパーティをしたら「これって現実なのかなぁ」。中三生でも「偏差値」という言葉を知らない。高校生がテスト中に先生を呼び止めて「『氏名』ってなんて読むの?」と聞く。
「あたりまえ」の経験や知識が欠如している子どもたちが増えている。
この子たちが世の中を回すようになったとき、世の中はどうなるんだろうか?

このような状況に腐らず、諦めず、1ミリでも対策を進める人たちが、まだこの国にはたくさんいる!
「あの子はラッキー」で終わらせない。

1ミリを動かすどんな試みが巷に溢れているか。その諸相を紹介していく。
そこには、状況の厳しさと同時に、それに立ち向かう希望が示されるだろう。
子どもの貧困は減らせる。私たちの社会は、私たちの手で変えていける。
それは、たった1ミリに敬意を払う、私たち自身の姿勢から始まるはずだ。
貧困問題の第一人者が取材した、「解決」の最前線!

ジャンル
出版社
KADOKAWA
掲載誌・レーベル
角川新書
電子版発売日
2017年09月08日
紙の本の発売
2017年09月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
4MB

「なんとかする」子どもの貧困 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2019年10月21日

    子どもの貧困に立ち向かう仕事をしていて、心が折れかけたときに勇気をもらいました。
    これだけたくさんの人が、真剣にとりくんでいる。
    コップを1cm動かすところからはじめよう。
    正解なんてないのだから。

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    Posted by ブクログ 2018年03月22日

    貧困問題に立ち向かう社会活動家の湯浅誠氏の著書。1mmでも物事を前に進めていくことが重要という力強いメッセージが全編を通じて書かれている。貧困問題に関心が今までなかった人も、子どもの貧困というテーマであれば、なんとかしなければと感じることが多いと思う。今、日本の子どもたちに何が起きているのか知ってお...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年03月02日

    子どもの貧困に対して具体的なアプローチを行なっている各人へのインタビューが多いので、とても参考になった。

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    Posted by ブクログ 2018年01月31日

    さすが実践家の本ですね。
    参考になることが多いです。
    正直なところ僕が生保をやってた頃はきっとこの人とは相入れないやろうなと勝手に思ってました。
    でも福祉から離れて自分のやりたいことをもう一度見つめ直すとやはり先人として実践されているなという思いが先に立ちます。

    子供の貧困をなんとかしたいと
    自分...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年12月18日

    116ページ「個性を認めなきゃって言いながら、けなしてる大人。117ページの2行目「子どもがここの大学行ってくれたら鼻高々だわ」って思う自分がこっそりいたりする。って、思い当たるなぁ〜、悲しい。それからミヒャエル・エンデの「モモ」の一節の引用「将来の役に立つってことさ」これも痛いなぁ〜。ついそういう...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年09月19日

     過度の格差は、社会にマイナス。
     食べ物にも困っているほどの貧困は少ないが、居場所がない、当然の経験ができていない、教育が受けられないなどの貧困が存在する。
     大人は子どもに寄り添って、心の栄養、心の中の何かを溜めていく。あるとき、子どもの頑張るエンジン、やる気スイッチが入る。それまで、様々な体験...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年05月25日

    貧困と格差の問題は理屈は理解できても感情的に腹落ちしてない人は多いのではないだろうか。ただ子どもの貧困は大人の貧困よりは理解が得られやすく、子ども食堂の広がりは、それと関係があるかもしれない。子どもが課題を抱えているというのは、その家族、地域、社会が何かしらの課題を抱えているということである。地域の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年12月03日

    湯浅誠さんがネットニュースに書き連ねた文章をまとめた内容だけに、雑多なテーマが並んでいます。
    これを一貫性がないと受け取るのか、バラエティに富んでいると見るのか、そこで評価が分かれると思いますが、私としては問題を表沙汰にすること自体に意味があると思うだけに、湯浅さんにはがんばってほしいです。

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    Posted by ブクログ 2017年10月23日

    「だんだん」「わくわくエンジン」「明石市」の取り組み紹介が興味深かったです。
    課題だけでなく、解決に向けての取り組みが挙げられているのがいいなと思いました。

    「1ミリ」でも進めるために何ができるか。
    そのことを話し合える人たちが集まれたら、そして行動に移せたら。子どもの貧困を取り巻く状況が変化して...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年06月18日

    貧困に対しどのようにアプローチするのか
    事例に沿って説明されている。
    口語で書かれている部分が割と多い。

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