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「坐禅」をする本当の意味とは?
“ブッダの教え”― その本質がわかる!
曹洞宗の僧侶で、現在「恐山」院代を務める著者が、
「悟りとは何か」「涅槃とは何か」「私とは何か」について、真正面から対峙する。
「悟りを開くために、坐禅をするのではない」―。
今までにはなかった、まったく新しい「アウトサイダー仏教論」。
「仏教」は何を問題としているのか?
● 人が「宗教」を求めるとき
●「なんとなく不安」―その正体を考える
●「死」そのものは誰にもわからない
● 老・病・死が“生存”の条件
● 一神教の“重さ”と仏教の“身軽さ”
● 何が“善”で、何が“悪”か
● 苦しいのは「自己」に根拠がないから
●「悟った上にも悟る」の真意
●「前向きに生きる」必要はない etc
Posted by ブクログ 2019年01月18日
大人になると、悩みがだんだん少なくなると思っていました。
知識や経験が身に付き、自分が抱えている悩みが解決すると思っていました。
しかし、現実はそうではなく、常に沸き起こる問題、
そして悩みで潰されそうになる。一体どうすればいいんだろうか?
著者のアプローチは、自分が抱える問題の「答え」を「真理」...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年09月12日
生きる目的とか、幸せについてとか、答えを求める人にとっては物足りないのかもしれません。
それでも僕のような、早い者勝ちの価値観にはついていけるけどノレない。
一方で若者の無気力に違和感と、シンパシーを感じてしまう。
そんな、時代の狭間の世代にとっては、大変面白く読むことができました。
要するに今のま...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年07月17日
p59 神も所有も我々を前駆させる。不足、不満、不安の解消。もっと多く、もっと深く、もっと近く。仏教も方向は真逆とは言え、入り口は取り引きなのであろうが、取り引きが消えた時、信仰は消え、仏教も消えるのであろうか。
p60 苦しみの消去もまた究極のゴールを目指す点で神の絶対的な肯定と同様な困難を伴うの...続きを読む
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