物語 シンガポールの歴史 エリート開発主義国家の200年

物語 シンガポールの歴史 エリート開発主義国家の200年

946円 (税込)

4pt

1人当たりのGDPで日本を抜きアジアで最も豊かな国とされるシンガポール。1965年にマレーシアから分離独立した華人中心の都市国家は、英語教育エリートによる一党支配の下、国際加工基地・金融センターとして発展した。それは、表現・言論の自由を抑圧し、徹底的な能力別教育を行うなど、経済至上主義を貫いた“成果”でもあった。本書は、英国植民地時代から、日本占領、そして独立し現在に至る200年の軌跡を描く。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

物語 シンガポールの歴史 エリート開発主義国家の200年 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    シンガポールの歴史に関する入門書として、シンガポールの起源から現代までの流れの大枠ができるだけ第三者の目線から記されており、理解が進んだ。

    国家が社会を作った珍しい国であり、悪魔と貿易してでも経済発展させなければならないというプラグマティズムに寄せた国家運営をするに至る過程などが興味深い。

    ここ

    0
    2025年01月02日

    Posted by ブクログ

    物語 シンガポールの歴史
    エリート開発主義国家の200年
    著:岩崎 育夫
    中公新書 2208

    おもしろかった。不思議な国家、シンガポールの成立と、その特徴を解説する本です

    かって、マレーシアにコンピュータを出荷した際に、中継港であるシンガポールで戦略物資と勘違いされて、税関で捕まってしまい、1週

    0
    2024年11月28日

    Posted by ブクログ

    シンガポールに留学、移住するなら絶対に持って行きたい1冊。シンガポールの歴史、経済、政治、全てが学べます。

    シンガポールに来る前、この国の歴史について全くわからず、なんかゆるっと「安全だけど厳しい国」という認識でしたが、この本を読む中でなぜそのシステムが必要だったのか、ということが論理的にかつ簡潔

    0
    2024年03月11日

    Posted by ブクログ

    中公新書の「物語」シリーズ、いくつか手にとって読んだことはあったのですが、今まで読んだ「物語」シリーズの中では一番面白かったと思います。まずその理由は、シンガポールの歴史が浅いので、1冊の本の中でかなり密度の濃い記述がなされていることでしょうか。例えば同じ「物語」シリーズのアメリカ版などは(アメリカ

    0
    2023年04月26日

    Posted by ブクログ

    シンガポール赴任者に特におすすめ。経済的観点でもある意味芸術やサブカルチャーの観点でも特異な国シンガポールの成り立ちがざっとよくわかる。著者の意見がちゃんと混ざっているのも良い。

    0
    2020年07月26日

    Posted by ブクログ

    リークワンユーまでの時代を読み込んだ。開発独裁国として成功を収めたシンガポールの成り立ちを簡潔かつ的確にまとめられている。中国、特に深センにおいても、シンガポールの政策を真似ている所なので、その意味でも参考になった。
    面白かったのはリークワンユーといった母国語英語グループ(英国留学経験者)と母国語中

    0
    2020年04月19日

    Posted by ブクログ

    シンガポールという国について理解を深めるために最適な一冊。
    特殊な教育制度に国の本質が現れていると思う。

    0
    2019年12月31日

    Posted by ブクログ

    [昇り竜解剖図]羨望を集めるほどの急激な経済成長で、東南アジア諸国の経済や投資を牽引してきたシンガポール。ほとんど顧みる人すらいなかった19世紀初頭の「発見」から、急速な経済成長を経た21世紀初頭までの歴史を概観した作品です。著者は、シンガポールをはじめとした東南アジア諸国の研究で知られる岩崎育夫。

    0
    2017年08月10日

    Posted by ブクログ

    上司がいるので最低年一回は出張するシンガポール(笑)実はそれまで行った事なくて、その歴史って知ってるようで知りませんでした。
    占領下での残忍な行動にもかかわらず親日が多いので謎でしたが、これ読んでプラグマティズムゆえだなとハラオチしました。
    英国、日本、中国、マレーシア、インドネシア、米国など関係諸

    0
    2016年12月01日

    Posted by ブクログ

    シンガポールに旅行に行くにあたり、シンガポールの歴史って意外と知らないなと思い読んでみた。
    イギリス植民地時代、日本統治下時代、リークアンユー時代あたりまででシンガポールの国としての成立ちや特性を大方知ることができ、実際に現地でその名残を感じることができて良かった。
    ※中華街、リトル・インディア、ア

    0
    2025年04月14日

物語 シンガポールの歴史 エリート開発主義国家の200年 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

中公新書 の最新刊

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

岩崎育夫 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す