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五稜郭開城から五年、開拓が進みつつある北海道各地で、共和国騎兵隊を名乗る盗賊団が跋扈していた。明治政府に対して「戦争は続いている」と主張する頭目は兵頭俊作。討伐隊に元幕臣の矢島従太郎が送り込まれた。兵頭と矢島は五稜郭で闘った同志だった。原野に銃声が響く。時代の転換期に翻った共和国の旗は幻だったのか?
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Posted by ブクログ 2011年10月02日
五稜郭が新政府軍に開城させられた後、共和国建設の夢を諦めて無かった戦士達の戦いの物語。討伐側についた矢島重太郎の格好良さと西部劇のような酒場でのイザコザは楽しい。実際、共和国建設は本当に魅力的な夢であったんだろうと思えてくる。
Posted by ブクログ 2015年05月28日
天才とナントカは髪一重……とかいう言葉があるけれど、なんとなく分かる気がした。 “妄執”の果てに残った者は……? 「史実によるエピローグ」の“史実”にニヤリ。 ……佐々木讓は、こういうところが上手い! ★4つ、8ポイント。 2013.12.21.了。図。
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