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この本にはどんな表紙が似合うだろう? イラスト? 写真? それともロゴだけ? 紙の種類は、帯の有無は、中身の文字組みはどうしよう? こうして試行錯誤を繰り返して、時には編集や作家と熾烈に火花を散らせながらも、その本だけのぴったりなデザイン“本の表情”を生み出すのが『装幀家』の役割だ。それを信条に出版社の装幀室で働く本河わらべは、その男の言葉が信じられなかった。巻島宗也。手がけた本がことごとく売れる気鋭の装幀家。「本の内容には目を通さない主義だ。中身を読もうが読むまいが、売り上げが変わるとでも思っているのか?」
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Posted by ブクログ
ほかの方のレビューを読んで
「作家という仕事は本当に…
読んでもらわなければ
報われないのだ」と
思いました。
わらべが気に入らなくて
読むのをやめた方が
レビューされていますが
ちゃんと最後まで
読むべきだと思います。
本との関わりには
作り手か読み手かを超えて
個人のレベルで
人さまざまの事情があるのです。
私も最初から巻島に共感し
わらべの稚拙さに
イライラしていた人ですが。
でも最後まで読んで初めて
この作品の真価がわかります。
素晴らしい作品でした。
意外かもしれませんが
ミステリーとして、です。
最後まで読まなかった方には
この作品を語る資格はないと
思います。
作家の真意も
わらべのことも
巻島のことも
読まなかった人には
わかりませんよね。
こんな素敵なお話
久々に出会いました。
普通のお仕事ものだと
思っていたので 極上の誤算でした。
Posted by ブクログ
出版社が合併した事により、会社の内部は混乱中。
とりあえず暫くは、ペアを組んで仕事をする事に。
本大好きな主人公と組む事になったのは
一切読まない男性という、正反対の人物。
なのに、隙をついては、本を勧めている主人公が
なかなかにすごいというか、図太いというか…w
いや、これをかわせる相手もすごいですが。
しょっぱなからの、謎な主人公のあだ名も
わりと序盤で解決します。
なるほど…という納得はありましたが
具体的例(?)には引きます。
しかし、拍手を送りたい(笑)
装幀に関しての、熱い(?)闘いと
双方が隠していた事。
驚きもありましたが、それはそれで納得。
バーコードって、色変えても大丈夫なんですね。
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