“イクメンブルー”という言葉を、知っていますか
「イクメン」という言葉がもてはやされることなく、男性の育児が当たり前となった昨今。にわかに話題を集めるのは「イクメンブルー」という新たなキーワードです。
男性も家事・育児の分担を求められる一方、賃金の上昇は見込めず、相変わらず長時間労働を余儀なくされている。
そんな状況のなか、世間やママが求める「理想のイクメン像」と、仕事と家庭の両立に奮闘する「現実のイクメン」の乖離にいま、日本のパパたちが苦しんでいます。
本書では、「パパのための育児本」といった本からは一歩も二歩も進み、単なる「イクメン」から視座を上げ、育児を含めた人生そのものを楽しむ「ポスト・イクメン」へと脱却する具体的な方法を提示します。
◎「家庭内ぶら下がり社員」になっていませんか?
◎「まずは週1回、定時に帰ることから始めよう」
◎「弱音を吐けるパパ友をつくろう!」……etc.
「ママが怖い」「仕事と家庭の両立がしんどい」パパも、今日から変わります!!
第五章には、「男性学」の第一人者・田中俊之氏(武蔵大学助教)との特別対談を収録。
Posted by ブクログ 2021年09月04日
「男は仕事、女は家庭」という時代からイクメンという言葉からも分かるように男性も家庭に入り育児をしっかりと行う時代に変化しつつある中での、パパの苦悩や対策が書かれている。正しくあろうとすることやまじめに考えすぎて苦しい時もあるかもしれないが、育児を子供と過ごせる大切な時間と捉えて直すことで楽しく笑顔の...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年04月19日
改めて薦められるパパ向け育児書。
近頃の社会的な変化を汲みながら、さらにアップデートされた内容でした。
ファザーリングジャパンのことも著者の安藤さんのことも知っていますので、一度は読んだり聞いた内容が多いですが、そのギッシリと詰まった内容。少しずつ新しくなって網羅されている点に感服します。
個人...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月17日
【感想】
仕事のマネジメントと家庭のマネジメントをうまく融合させて
具体例を多く交えながら進む論調は、好みが分かれるだろうが
自分は非常に読みやすく共感ポイントが多かった。
【私的ポイント】
特によかったポイントは以下の3点
・家庭内コミュニケーションを業務視点で振り返る
・イクボス化に向けた業務...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月08日
いわゆるイクメン、男性が父親になる時のための指南本ではあるけれど、家庭を事業体と考えるという発想、ワーク・ライフ・バランスを「天稟型」ではなく、もっと多方面に足を伸ばした「寄せ鍋型」と捉える発想などは、男性にも女性にも関係なく提案できることではないかと思う。
印象的だったのは、家庭における男女の役...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月12日
【育児を考える】
家庭でどうふるまうべきなのか、子どもも親も人生全体に影響する育児をどう行っていくべきなのかという実践の目線と、日本の少子高齢化対策のヒントにならないかというマクロな目線とで読んでみた。
家事や育児に対して「当事者意識」を持って取り組み、よい親というよりかはいつも笑っている親になる...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月26日
「イクメン」という言葉が定着したものの、多くのパパが理想と現実の乖離に直面し、イクメン・ブルーになっているという認識の下、「ポスト・イクメン」として「よい父親」ではなく「笑っている父親」をめざそうというコンセプトで、家庭、職場、地域、それぞれでの実践的アイデア・方法を解説。
指示待ちの「家庭内ぶらさ...続きを読む