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江戸城無血開城の日、幕府に続き大奥も消滅した。しかし、御殿から去った篤姫や和宮、数百の奥女中たちはその後も懸命に生き抜いた。失業した3万余の幕臣や家族も同様だ。大政奉還から150年。語られてこなかった「敗者の側の明治維新」に迫る。
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Posted by ブクログ 2017年06月21日
本の紹介文です。 明治の世をつくったのは、「薩長」ではなく敗者たちの「悔し涙」だった!! 幕府が瓦解したあと、徳川に連なる人々は、どう生き抜いたのか!? 篤姫の執念、津田梅子の情熱、江戸っ子の心意気、リストラされた旗本・御家人たちの悲喜劇――。 これまで語られてこなかった維新史に新たな光を当て、日本...続きを読むの夜明けの真実に迫る! ということで内容ですが、 第1章 篤姫が住んだ大奥とはどんな世界だったのか (1)男子禁制・大奥の実像と虚像 (2)大奥を去った御台所・篤姫の戦い (3)師匠になった奥女中たち 第2章 失業した三万余の幕臣はどうなたのか (1)静岡藩で塗炭の苦しみを味わう幕臣たち (2)旗本だった福沢諭吉の華麗なる転身 (3)明治政府にヘッドハンティングされた渋沢栄一 第3章 将軍家御典医・桂川家の娘が歩んだ数奇な運命 (1)大奥に入った桂川家の娘 (2)一族を巻き込む政治の渦 (3)徳川嫌いの夫 (4)『名ごりの夢』を残す 第4章 日本最初の帰国子女、津田梅子の奮戦 (1)「幕臣」になった父親 (2)梅子の渡米と帰国後の苦悩 (3)華族女学校と女子英学塾の設立 第5章 東京に転居した大名とその妻はどうなったのか (1)廃藩置県と大名家の消滅 (2)華族として皇室を守る (3)社交界を仕切る華族の妻たち 第6章 東京の街は、牧場と桑畑だらけになった (1)明治維新で寂れた東京 (2)殖産興業の失敗 (3)女学校の生活と西南戦争 (4)薩長偏重の歴史への反発 第7章 江戸を支えた商人や町人はどうなったのか (1)幕府御用達・三井家の決断 (2)夏目漱石の父たちが東京の市政を支えた という内容です。 時代の変わり目、勝てば官軍で、葬り去られた側の歴史は抹殺されますが、おっとどっこい、150年後の今日、敗者の側が、明治以降の日本の歴史を作ってきた事実はじんわり出てきています(嬉)。 幕末、参勤交代制度による幕府の締め付けが緩くなり、江戸の商売が不況になったり、大名屋敷などの劣化が進んでいたなど知りませんでした(涙)。 それにしても、女性の芯の強さ、また、芸は身を助くということで、語学に堪能であるということは、いつの時代でもここ一番のスキルのようであります。
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