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Posted by ブクログ 2024年03月31日
『思索』『著作と文体』『読書について』の三編からなる本。タイトルの『読書について』と『思索』が各々約20 頁程度。『著作と文体』が約100頁。この『著作と文体』にショーペンハウエルの感情が爆発してると言いますか…出版社や匿名批判への恨みや、ドイツ語が衰退していく事についての危機感など、とても辛辣な言...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月02日
著者が現代に生きてたら怒り狂ってるだろうな
金稼ぐための文章は全てクソっていうのは世の中を斬りすぎな感じはするがほぼ同意
最近のネットとりわけSNSにはそういった文章が溢れ過ぎ
またGPTの普及に伴い今後さらに増えるんだろうな
本著を読んで気付かされたがこれらの文章って接種しても全く栄養になってな...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月02日
interestingかつfunnyな本だった。読書とは他人に考えてもらうことであり、そこから得た経験に真理と生命は宿らない。あくまで自らの思索の補助として用いるものであり、その対象も良書に限るべきである。
言われてみれば当たり前なことなのだが、読書に限らず映画や音楽についても「量」を一つの指標とし...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月02日
読書しない人が多い世の中であるが、御仁はこの世を見たら何を思うだろう。彼の思想は極端であるが、その毒を批判するだけの人間は知性の敗北者として名を馳せよう。哲学書の中でもかなり読みやすい(斎藤先生の翻訳が素晴らしく綺麗である)本書は文学部の生徒のみならず、本を嗜む全ての人に読んでほしいものだ。そして取...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月02日
自分はこの本の伝えたいことは、「他人の考えばかり見ていると、自分で考えることができなくなる」ではないかと考えた。
思索の大変さや文体についてなど様々な要素があるが、表紙にもあった「読書とは他人にものを考えてもらうことである」がメインだったと感じた。
この本の指す読書は現代におけるSNSみたいなも...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月05日
読書好きな人にこそ読んでほしい本。文章が簡潔で、例えが分かりやすく、ハッとさせられる言葉に溢れている。
本編は「思索」「著作と文体」そしてタイトルにある「読書について」の3編に別れている。もともと表紙にある「読書とは他人にものを考えてもらうことである。1日を多読に費やす勤勉な人間はしだいに自分でもの...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月22日
高3の時、塾の先生にこの本を勧めていただき、読みました。「本をいっぱい読む前にこの本をまず読んでほしい」
当時、先生から言われた言葉意味が読み返してわかりました。漠然と知識と情報を得るための読書ではなく、まず行動し、課題にあたり自分の知識ではどうにもならない際、読書にて知見を得て、問題解決に挑む。
...続きを読む
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