教養としてのプロレス

教養としてのプロレス

ビジネス・実用
594円 (税込)

2pt

3.8

「プロレスを見ることは、生きる知恵を学ぶことである」―。著者が30年以上に及ぶプロレス観戦から学びとった人生を歩むための教養を、余すところなく披瀝。今もっとも注目すべき文系芸人による初の新書登場。90年代黄金期の週刊プロレスや、I編集長時代の週刊ファイトなどの“活字プロレス”を存分に浴びた著者による、“プロレス脳”を開花させるための超実践的思想書。文庫版のみ収録の対談など含めて、待望の文庫化!

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教養としてのプロレス のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「教養としてのプロレス」プチ鹿島著(双葉文庫)を読んだ。

    難しいことをわかりやすく言える人が本当に頭のいい人ならば、文系芸人の著者は恐ろしく頭のいい人だ。そして、謙虚。少しの屈折も抱えているが。ぞれでこそ、プロレスファンだ。
    プロレスファンは常に「あんなものショーだ。八百長だ」という視線に抗い、プロレスは大好きだけど、プロレスなんかが好きな俺、という自己矛盾を抱えて内面はぐちゃぐちゃだ。
    しかし、その矛盾こそ、葛藤こそ、0か1か、揚げ足取りと上手いことを言い捨てるSNS社会にこそ必要だと著者は力説する。
    人生、白と黒で割り切れる事ばかりではない。
    「底が丸見えの底なし沼」(週刊ファイト〈既に廃刊〉の故井上編集長)を、ゴーグルもボンベも使わず、身体一つで泳ぎきった男の快作。

    〈目次から〉
    ・私はプロレスファンだったからオウムに入信せずにすんだ
    ・幻想としてのヘラクレス・ローンホーク
    ・WBCとは力道山時代のプロレスである
    ・プロレスは社会全体の価値観の変遷を映している
    ・ファンタジーの体現者アンドレ・ザ・ジャイアント
    ・中畑清は、80年代からSNS時代にやってきた
    ・プロレスも人生も「受け身」が重要である

    1
    2016年08月20日

    Posted by ブクログ

    ひとこと「面白かった」

    自分が著者と似たようなプロレス体験を経てるせいか
    「うんうん、分かる分かる」と頷きながら読み進めた感じ。
    他の方の感想にあった「そこまでプロレスにこじつけなくても…」は90年代の活字プロレスの洗礼をウケた人ならば、ついプロレスに結び付けて考えてしまう癖がついてるので、やむを得ないでしょうね。

    緊張と緩和、虚と実、感情の爆発
    昭和は遠くなり、平成すらも過ぎ去った令和の現在も
    プロレスは新たな進化を遂げている…のだろうと、昭和のプロレス者である自分は遠くから眺めている。

    0
    2021年06月14日

    Posted by ブクログ

    許可局で見せる飄々とした姿はどこへやら
    熱のこもった文章だった。

    ちょうど今年の台東京ポッド許可局を終えたのと同じ時期に読み終えたので、いろいろとシンクロするところも見える。

    今年の許可局イベントはいつもと趣がちがってた。
    10月から放送時間が月曜の24時と大幅に繰り上がる。ラジオのゴールデンタイムだ。

    いつもの屁理屈ではなく、そんな自分たち、そして番組の未来を考える話が多かったように思う。
    それもあって、『野心の塊』林真理子さんにゲストのマッチメイクを実現させたんだろう(こうやってウラのストーリーをあれこれ自分で組み立てるのが、教養としてのプロレスである)



    『エネルギッシュでない、上にいこうとしない人間が人を惹きつけることはできない』

    第16章 時に、勝利に固執する より



    第2芸能界から第1芸能界へ歩き出した鹿島さんのガチな感情が、剥き出しになっている。

    この感情をビジネスに応用するのが、プロレスである

    0
    2016年09月18日

    Posted by ブクログ

    プロレスが好きなことに対して理論武装してしまった世代の我々には、面白く読める本だった。

    今でこそプロレスの「こと」が知られるようになってきて、いつのまにか自分の中で折り合いがついてしまっているが、ミスター高橋の本が出るまでは、本気でプロレスを見ていた。

    そういう意味では、あまり騙されたとか裏切られたとか、そういうことに慣れたとかいう気持ちには共感は出来なかった。

    全日派の純粋な子供だったからか、天邪鬼なせいか。

    色々な本も紹介されていて、ここから膨らむ本でもあった。

    1
    2021年07月13日

    Posted by ブクログ

    プロレスファンの考え方を、一般の生活に活かせるためにどうすれば良いかという内容のエッセイ。
    なんといっても、プロレスのあれこれについての理解がちゃんとしていて、いい作家ですね。
    プロレスに興味の無い人も、これを読めばそれなりにプロレスに詳しくなるだろうし、興味を持つようになるんじゃないかな。

    0
    2018年09月27日

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