手毬

手毬

572円 (税込)

2pt

4.3

夢にも見るほど憧れて慕う良寛さまに差し上げようと、今日も日がな一日七彩の絹糸で手毬をかがる若き貞心尼。――17歳の秋に医者に嫁いで5年、夫の急死で離縁され24歳で出家した長岡藩士の娘、貞心が、70歳の良寛にめぐり逢ったのは30歳の時だった。行商のいなせな佐吉に恋慕をぶつけたくなる貞心のもうひとつの心の安らぎと、師弟の契りを結んだ最晩年の良寛との魂の交歓を描く。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

手毬 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    “手毬上人とか手毬法師とか呼ばれている良寛さまが、私の心の底に住みつきはじめたのはいつ頃からなのか。

    岩むろの 田中に立てる ひとつ松あはれ 一つ松 濡れつつ立てり 笠かさましを 一つ松あはれ

    「無理しなくていい、あるがままに、すべてを投げ出して、ひたすら仏におすがりしたら、必ず、み仏がすべてい

    0
    2017年11月19日

    Posted by ブクログ

    良寛と若い尼僧の心の交流をベースに描かれた物語。
    私は家族の介護中にこの本に出会ったので
    物語で良寛が老いていくのがとてもリアルに感じられ
    人間の一生の長さを私に教えてくれた作品。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    晩年の良寛さんと貞心女尼との話。良寛さんの詩の内容がわかればもっと良かったんだけど。現代語にしてもちょっと違うんだろうな。

    0
    2012年01月26日

手毬 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

瀬戸内寂聴 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す