昭和史講義2 ──専門研究者が見る戦争への道

昭和史講義2 ──専門研究者が見る戦争への道

990円 (税込)

4pt

3.6

なぜ昭和戦前期の日本は、破滅への道をひた走ったのか。その原因を、より深く、より正確に究明すべく二〇名の研究者が最新研究成果を結集。これまで扱われてこなかった史料や、見落とされてきた事象を検証し、一般読者に向けて、わかりやすく、事実に即した間違いのない歴史を伝える。より進んだ探究のための参考文献ガイドも充実。混乱と激動の時代の全体像を示した入門書として好評を博した『昭和史講義』から、さらに踏み込んで、新たな論点へと挑む、シリーズ第二弾!

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昭和史講義 のシリーズ作品

1~9巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~9件目 / 9件
  • 昭和史講義 ──最新研究で見る戦争への道
    880円 (税込)
    昭和史をめぐっては、実証的研究が着実に進んでいる。にもかかわらず、一般向けにその成果を紹介したものは少ない。近現代の歴史教育にも、最新研究が反映されているとは言い難い。なぜ昭和の日本が戦争へと向かったのか。その失敗の原因はどこにあったのか。その解明に向けて、戦後七十年を機に、気鋭の研究者の最新成果を結集。より進んだ探究をしたい人向けに、邦語で読める参考文献ガイドを付す。昭和史の真実を知りたい読者におくる、最良の戦前期昭和史レクチャー。
  • 昭和史講義2 ──専門研究者が見る戦争への道
    990円 (税込)
    なぜ昭和戦前期の日本は、破滅への道をひた走ったのか。その原因を、より深く、より正確に究明すべく二〇名の研究者が最新研究成果を結集。これまで扱われてこなかった史料や、見落とされてきた事象を検証し、一般読者に向けて、わかりやすく、事実に即した間違いのない歴史を伝える。より進んだ探究のための参考文献ガイドも充実。混乱と激動の時代の全体像を示した入門書として好評を博した『昭和史講義』から、さらに踏み込んで、新たな論点へと挑む、シリーズ第二弾!
  • 昭和史講義3 ──リーダーを通して見る戦争への道
    935円 (税込)
    なぜ昭和の日本は戦争へと向かい、あのような結末を迎えたのか。政治家、軍人らキーパーソン一五名──加藤高明、若槻礼次郎、田中義一、幣原喜重郎、浜口雄幸、犬養毅、岡田啓介、広田弘毅、宇垣一成、近衛文麿、米内光政、松岡洋右、東条英機、鈴木貫太郎、重光葵―のリーダーシップを分析。生い立ちから要職に就くまでの経歴、要職での業績と、岐路における行動、下した決断の結果について、最新研究に基づいて客観的に描き出し、その功罪を問いなおす。好評シリーズ第3弾。
  • 昭和史講義【軍人篇】
    935円 (税込)
    昭和の日本は、どこで道を誤ったのだろうか。戦争の責任は いったい誰に、どのよう形で存在していたのか。重要な局面 で鍵を握っていた昭和の軍人14名――東条英機、梅津美治郎、 阿南惟幾、鈴木貞一、武藤章、石原莞爾、牟田口廉也、今村均、 山本五十六、米内光政、永野修身、高木惣吉、石川信吾、堀悌吉――彼らは何をし、また何をしなかったのか。その行動や、経歴、 リーダーシップのあり方などを最新研究成果に基づき再検証し、 真実の歴史に光を当てる。好評の昭和史講義第4弾。
  • 昭和史講義【戦前文化人篇】
    935円 (税込)
    近代日本を代表する知識人や文人、大衆作家、画家、建築家、漫画家ら文化人たちは昭和戦前期をいかに生き抜いたか。石橋湛山、和辻哲郎、鈴木大拙、柳田国男、谷崎潤一郎、保田與重郎、江戸川乱歩、中里介山、長谷川伸、吉屋信子、林芙美子、藤田嗣治、田河水泡、伊東忠太、山田耕筰、西條八十の一六人を採り上げ、最新の知見からその人物像を正確に描き出す。また彼らが戦争とどう関わり、あるいは背を向けたかを見ることで激動の時代を検証する。好評・昭和史講義シリーズの第五弾。
  • 昭和史講義【戦後篇】(上)
    1,100円 (税込)
    戦後昭和史はこれまでさまざまに語られてきたが、実証的研究に基づいて客観的に史実を描いたものは少ない。左右対立の激しかった戦後直後こそ、何が起きていたかをイデオロギーから中立に描くことが求められよう。第一線の研究者が一般読者に向けてわかりやすく説き明かす昭和史講義シリーズ・待望の戦後篇。上巻では占領期、天皇・マッカーサー会談から55年体制の成立、60年代の自民党抗争史までを20のテーマで通観する。真の歴史を知りたい人に贈る最先端の現代史入門。
  • 昭和史講義【戦後篇】(下)
    1,100円 (税込)
    最先端の研究者が、一般読者に向けて実証研究の最新成果をわかりやすく説き明かす昭和史講義シリーズ・待望の戦後篇。下巻では、高度成長時代の端緒となった石橋内閣からバブル期、昭和の終焉までの時期を扱う。岸内閣と安保改定、東南アジア外交や日中国交正常化、日韓基本条約、沖縄返還などの外交問題から、政官関係、東京五輪、全共闘運動、公害・環境や歴史認識、石油危機、新自由主義といった国内政治・経済の諸問題までを21の多彩なテーマで詳説。戦後史入門の決定版。
  • 昭和史講義【戦後文化篇】(上)
    990円 (税込)
    戦後昭和文化とは何だったのか。茫漠として像を結びにくいその全貌を描き出すべく、上下2巻、38の多様な論点から照射する試み。これまで7冊を刊行してきた筒井清忠編『昭和史講義』シリーズの最終配本となる戦後文化篇。上巻では、思想・文学・芸術を幅広く渉猟しつつ、個々の論点を深く掘り下げ、戦後昭和文化の核心に迫る。知識人や作家の活動、社会の側のさまざまな思想や運動を、第一線の研究者が一般読者に向けてわかりやすく説き明かすこれまでにない昭和文化史入門。
  • 昭和史講義【戦後文化篇】(下)
    990円 (税込)
    戦後の昭和は、世界的にも評価され黄金期を迎えた日本映画界を中心に、映像による多彩な大衆文化・サブカルチャーが花開いた時代だった。『昭和史講義』シリーズの最終配本となるこの戦後文化篇の下巻では、さまざまなジャンルの映画作品とそれをつくった監督たち、テレビドラマからアニメ、雑誌に至るまで、百花繚乱のメディア文化を、19の論点から第一線の研究者がわかりやすく解説する。『昭和史講義』シリーズを締めくくる完結篇にして、昭和文化史研究の総決算となる一冊。

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昭和史講義2 ──専門研究者が見る戦争への道 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「昭和史講義」が好評だったので、その続編としてでたもの。

    前作同様に、戦前を中心として、注目すべき出来事の事実解明を中心としながら、20のトピックを20人の研究者が概説したもの。

    出版の経緯からして、前著と一緒に読まないと、全体の流れがわからなくなるかもしれないが、これだけでも、多分、それなりに

    0
    2022年01月19日

    Posted by ブクログ

    『昭和史講義』で触れながら掘り下げられなかった事項、触れられなかった事項を取り上げる。 引き続き、冷静かつ中立的な記述によって昭和史に関する最新の実証的研究の成果を紹介してくれる。物事がいかに複雑に展開したか、一面的な見方や単純な見方、陰謀論などは成り立たないということが、本書を読むと非常によくわか

    0
    2020年12月21日

    Posted by ブクログ

    全部で20講あるので当然中身も精粗様々。個人的には第5項、8講、12講、16講が興味深かった。「昭和恐慌下の日本」を扱った第4講はダメ。しかし、全体としては勉強になった。

    0
    2016年08月03日

    Posted by ブクログ

    『昭和史講義』を各論に展開したもの。短編の小論であるため表面的になっているところが多いが、それでもそれぞれのテーマの入口としての機能を果たしている。また、それぞれの著者による切り口の違いも感じ取ることができる。細かい話になってしまうのはそれはそれでよく、興味深いのだが、ただ残念なのは、それぞれの話の

    0
    2019年10月27日

    Posted by ブクログ

    ちょっと重箱の隅をつついている感があるけど、開戦から終戦までの政府と軍部の動きが分かる。資料が揃わないから難しいのだろうけど、民衆は開戦に向けての動きを、どうとらえていたのだろう。
    それにしても敗戦を認識しながら降伏できなかった日本政府は、無策無能であったとしか言いようがなく、そんな政府を選択したの

    0
    2021年01月31日

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