ぼくの血となり肉となった五〇〇冊 そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊

ぼくの血となり肉となった五〇〇冊 そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊

1,527円 (税込)

7pt

「知の巨人」立花隆を形成した本とは? 広大な領域に取り組んできた仕事の歴史と重ねあわせて、その読書遍歴を語る。

第1部 : 東大仏文科を卒業後、文藝春秋に入社して週刊文春で活躍するが、二年半で退社。東大哲学科に学士入学するも、学園紛争のため授業がないので中退。文筆活動を始めるも、それを捨てて新宿でバーを経営したり、中近東やヨーロッパを放浪した二十代後半から三十代前半。「その年代に私はいちばん真剣にいちばん多くの本を読み、本格的な人格形成を行ったと思う」。角栄研究以前の「青春漂流」時代に、どんな書物と出会い、どのような影響を受けたのか。
また、それ以外の時期に出合った本とは。文字通り、万巻の書が収められている仕事場「ネコビル」や、そこにも収め切れなかった書庫を歩きながら、思い出を語った。

第2部 : 週刊文春の長期連載「私の読書日記」(2001.3.15号~2006.11.2号)。「わたしはおおむね、真面目な本を読んでいるが、実は下らない本を読むのも好き」という著者の目に留まった本とは。時代を超えて今なお読みたい本が見つかる読書ガイド。

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ぼくの血となり肉となった五〇〇冊 そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2013年07月26日

    立花隆さんはテレビでしか見たことがなく、書かれた本を読んだのは本書が初めてだった。

    本書の前半部では、自身の青年期の読書遍歴を坦懐に語った、そのままを本にしてあり、非常に好奇心が刺激された。

    立花さんの哲学観(哲学の歴史のとらえ方)はすっきりしていて良いと思った。

    後半部は興味のある項目だけを...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月14日

    立花隆の駆け出し時代の読書と最近の書評集。それにしても『僕はこんな本をよんできた』ではまだ余裕があったネコビルがもう本で満杯になってしまったとは。

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    Posted by ブクログ 2018年10月31日

    前半の「メイキング・オブ立花隆」は、氏の経歴や読書歴が十二分に伝わってくる充実した内容だった。
    後半の読書日記は読みごたえのある本ばかりが紹介されており、本の内容もわかりやすく役に立つ。

    * いいものを書くためには、IO比を100対1くらいに保つ必要がある
    * 人は誰でも世に知られ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

     立花さんが、入社してから現在までに読んだ本を大量に紹介している本。しかも凄く読みやすい。この中に自分が読みたい本が必ず見つかるはず。
     ノンフィクションしか読まないという著者。私も殆どがノンフィクション中心なので、その点は共通している。しかし違う点は、私は千円台の本に対して、本書で紹介している本...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月23日

    まさにmaking of 立花隆。これだけの冊数を読んで、良くここまで詳細な評論が書けるなー、頭のつくりが根本的に違うなーというイメージ。さすがです。そのうち読む本がなくなったら、この本に紹介されている本を読んでみるつもりです。読書家必読。

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    Posted by ブクログ 2018年10月20日

    "立花隆さんの本。
    1つのアウトプットを出すためには100のインプットが必要という著者のインプットの数々が紹介されている本だ。
    ぜひ読んでみたいと思った本を下記に列挙しておく。
    ・「真説バブル」日経ビジネス編 1400税
    ・「円の支配者」草思社 2000税
    ・田邊敬貴「痴呆の症候学」医学書...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年10月12日

    立花隆氏の書庫をめぐりつつ、蔵書の紹介。「このままじゃ一生かかっても読みたい本が読めない」という理由で会社をやめた人。

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    Posted by ブクログ 2010年08月27日

    タイトルが長過ぎて、他人に紹介できません。
    立花隆の書評。更に続編。
    より書評も詳しくなり、読むと雑学的な知識にもなります。
    もちろん彼の推薦本を読むのが一番ですが、この本の書評を読んだだけでも勉強になります。小説やノウハウだけでない本の世界の広さや奥深さに触れてみたい人向け。タイトルが長すぎて、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    芋づる式に読書欲求が刺激される麻薬のような本です。
    多忙な時期には遠ざけておくことを是非御勧めします。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    立花さんのブックレビュー最新本

    立花さんは1冊の本を書くのに100冊の本を読むそうです。彼は今、100冊本を執筆しましたので1万冊は読んでいます。

    年間に100冊読んでも100年かかる!

    実際に彼は本を保管するだけの部屋などを複数もっています。

    彼の本の1冊1冊が非常に情報に富み面白...続きを読む

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