文学とは何か 現代批評理論への招待(上)

文学とは何か 現代批評理論への招待(上)

欧米の文学理論の諸潮流を初心者にも分かりやすく解説するすぐれた入門講義。上巻では文学理論が対象とする「文学」とは何かを問うことから始め、十九世紀の英文学批評の誕生、現象学・解釈学・受容理論、構造主義と記号論について詳細に論じる。明確な視座に立ち、読者の思考を刺激し触発する、「二十世紀の古典」。(全二冊)

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  • 文学とは何か 現代批評理論への招待(上)
    924円 (税込)
    欧米の文学理論の諸潮流を初心者にも分かりやすく解説するすぐれた入門講義。上巻では文学理論が対象とする「文学」とは何かを問うことから始め、十九世紀の英文学批評の誕生、現象学・解釈学・受容理論、構造主義と記号論について詳細に論じる。明確な視座に立ち、読者の思考を刺激し触発する、「二十世紀の古典」。(全二冊)
  • 文学とは何か 現代批評理論への招待(下)
    924円 (税込)
    下巻では20世紀後半の多様な批評を解説する。ポスト構造主義、精神分析批評に加えて、ポストコロニアル批評、新歴史主義、カルチュラル・スタディーズ、フェミニズム批評など1990年代以降に展開した文学、言論をめぐる動向を手際よく整理する。理論への入門のみならず理論からの脱却をも視野に入れた画期的な書。(全二冊完結)

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文学とは何か 現代批評理論への招待(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年10月18日

    ヨーロッパにおける文学批評論発展の歴史を著者の濃ゆい解説で辿る好著。
    英文学に親しみのない自分からしたら、おおいに知的好奇心を掻き立てられました。
    言語のこと考えると毎回頭パンクしそうになる。

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    Posted by ブクログ 2021年05月23日

    “Literature” の非常に政治的な生い立ちから始まって、各種の文芸理論について非常に簡潔なまとめと鋭い批判的視座を提供してくれる。文芸理論の入門だけではなく、現代哲学のへのコンサイスなまとめとしても用いることができると思う。訳出も見事で、スパイスの効いた原著の雰囲気を端々に感じ取ることができ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年05月31日

    冒頭からぐいぐいと引き込まれる。古典の名にふさわし射程の深さ、鋭さをもっている。いい意味で期待(予想)を裏切られた。お手軽ではない。原語によるルビの振り方も含めて翻訳も良い。

    批評理論をカタログ的に説明したものではない。批評理論間の関係を説明し、より根源的に文学とは何か問うていくのが本書の真骨頂だ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月20日

    文学とは組織の暴力について書かれたもの。科学本はその意味で文学とは呼ばない

    本読むとは、仮説を作っては消し、信念を更新し、複雑な推理と予測を次々と行うことだ

    難しすぎる

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    Posted by ブクログ 2020年11月03日

    むずい
    『文学部唯野教授』
    の勢いで読めるわけなく
    『文学とは何か――現代批評理論への招待』
    は読んだがそれだけでは駄目だ
    文学部の方は余裕なのかな

    0

    Posted by ブクログ 2014年12月27日

    本書は20世紀における文芸批評史であり、更に言えば2章以降は20世紀大陸哲学から見た文芸批評とは何か、という点に尽きるのだろう。そもそも現代思想が問いの中心を対象そのものから言葉それ自体に置いていることを考えればそれが文学理論と結びつくのは当然であり、現代思想って実際文学/文学批評そのものだよねって...続きを読む

    0

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