使の者の事件帖 : 1 女湯に刀掛け

使の者の事件帖 : 1 女湯に刀掛け

小説・文芸
539円 (税込)

2pt

4.0

「使の者」、いまで言う“便利屋”を生業にしている猪三郎、「団扇売り」の鹿之丞、そして、楊枝屋「姿屋」の看板娘のお蝶。そんな三人を、親代わりで面倒を見てきたのが湯屋「萩の湯」の主人夫婦だが、実は、それは全て南町与力の村雨卯之助の命を受けてのこと。村雨は三人を「いざという時に使える」よう、幼い頃から武術を習わせていたのだ。そんな折、萩の湯の女湯で同心が殺される事件が起こった。

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使の者の事件帖 の一覧

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1~5件目 / 5件
  • 使の者の事件帖 : 1 女湯に刀掛け
    539円 (税込)
    「使の者」、いまで言う“便利屋”を生業にしている猪三郎、「団扇売り」の鹿之丞、そして、楊枝屋「姿屋」の看板娘のお蝶。そんな三人を、親代わりで面倒を見てきたのが湯屋「萩の湯」の主人夫婦だが、実は、それは全て南町与力の村雨卯之助の命を受けてのこと。村雨は三人を「いざという時に使える」よう、幼い頃から武術を習わせていたのだ。そんな折、萩の湯の女湯で同心が殺される事件が起こった。
  • 使の者の事件帖 : 2 口に蜜あり腹に剣あり
    539円 (税込)
    門前仲町界隈で、男ばかりを狙った辻斬りが横行する。「使の者」猪三郎は、知り合いの煮売り屋の親父が殺されたことをきっかけに、事件を調べ始める。仲間たちを囮に使い、ついに犯人を突き止めるが、なんとそれは大身の旗本だった。南町与力の村雨卯之助に相談した猪三郎は、事件の背後にさらなる巨悪が蠢いていることを知る。書き下ろし新シリーズ第二弾!
  • 使の者の事件帖 : 3 何れ菖蒲か杜若
    539円 (税込)
    門前仲町で「美女入れ札」が開催される。第一位と第三位は、誰もが納得する美形だったが、第二位に選ばれた女は、どう見ても美女と言いづらい容貌の持ち主で、方々から疑問の声があがる。するとその翌日、第三位、第二位に選ばれた女が立て続けに殺され、第一位の女に裏切られた男が下手人に浮上する。「使の者」猪三郎たちは調べを進めるうちに、ある陰謀に気づき……。話題沸騰のシリーズ第三弾!
  • 使の者の事件帖 : 4 魚の目に水見えず
    539円 (税込)
    路傍で倒れている武家の奥方と息子を助けた「使の者」猪三郎と鹿之丞、お蝶の三人組。尾張から江戸に出てきたという母親は、猪三郎たちに「人探し」を頼む。よくよく事情を聞いてみたところ、父の仇である三人の武士を追って国元から出てきたことがわかる。さっそく探索を開始した猪三郎たちは、怪しい三人連れが剣術道場に出入りしていることを突き止めるが……。大好評のシリーズ第四弾!
  • 使の者の事件帖 : 5 終わりよければすべてよし
    539円 (税込)
    団扇売りの鹿之丞が何者かに襲われたのに続き、楊枝屋の看板娘・お蝶も男に騙され、姿を消す。さらに、親分の内与力・村雨卯之助までもが、謎の侍集団の襲撃を受け、半死半生の重傷を負ってしまう。仲間が次々といなくなり、悄然とする「使の者」猪三郎だが、一連の事件の黒幕の正体を知り、ひとりで戦うことを決意する。しかし、猪三郎には姑息な罠が次々と仕掛けられ、ついに捕えられてしまう。大好評シリーズ衝撃の最終巻!

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使の者の事件帖 : 1 女湯に刀掛け のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    シリーズ第一弾
    拾われ鍛えられた孤児三人、猪鹿蝶を頭に
    育てた内与力と共に闇で始末短編と思ったが結局繋がった四話
    最終的には欲に負けた火盗の与力との対決
    主人公四人の存在感無

    0
    2019年12月04日

    ネタバレ 購入済み

    事件に係わる異色の仕事人

    長崎奉行だった筒井和泉守が江戸、南町奉行に着任する際、混血の3人若者を連れてきた。名前は猪三郎と鹿之丞で深川一色町で湯屋の裏長屋に住んでいる。そして同じ深川黒江町楊枝屋の看板娘として働くお蝶。この3人組が外国渡りの武器を使い、地元の悪者を退治するという痛快な物語だ。南町奉行内与力の村雨卯之介は和泉守の配下にいて、これら3人を家来にして町の治安と安全を守る物語だ。
    第一話は、美人の深川一番の売れっ子芸者、大吉姐さんを追いかける二人の男。大店の息子の福助と旗本侍の平川市之進が起こした事件だ。
    とにかく、女を巡っての争い事は執念深いものである。慕いが深くなればなるほど危険を孕む。福助が殺されたが、向島の岡っ引き、米六が嘘の証拠をでっち上げ、猪三郎を福助殺しの罪で捕まえる。南町同心の守本が彼を救い出す。村雨も推理を働かせて探索すると、米六を裏で操る男の存在が…それが旗本の平川市之進だった。平川は、自らがばれないようにと手口が込んだ犯行を企てるが、目当ての大吉までも殺してしまう。
    第二話では、前述の守本が萩の湯で殺される事件が発生する。米六の弟、岡っ引き沢七が兄が殺されたのを恨んでの犯行だった。そしてこの事件にも裏があった。
    北町奉行所の本所方町回り同心、前田数馬が沢七の守本殺しにかこつけて、町廻りで自ら犯した数々の不正、汚職を守本に被せるのである。
    面白い物語が第三話、第四話と次々と続いていく。
    とかくこの世にあって美しい女性に無我夢中になったり、また湯屋で男女を仕切る壁板に覗き穴を見つければ、好奇心からついつい覗きたくなるのが当たり前かもしれない。酒や金に溺れる奴もいる。この世は誘惑と好奇心を煽るものにあふれている。危なっかしい浮世で、人は右左とやじろべえのように揺れながらも、転けることなく何とかバランスを取って生きている存在だと…
    もう一つ別の主題が浮かぶ。それは、犯罪は当然法によって罰せられるべきだが、この物語では犯人をその場で斬り捨てている。この時代では、重い犯罪は打首獄門、又武士においては切腹の沙汰やお家取り潰しの処分が出る。村雨がそうした罪人をその場で始末して事件を葬るやり方は、多分、重罪人が法に従って裁けば、その本人だけを処分することに留まらず家や家族、あるいはその親類まで累が及ぶからだ。罪の範囲を極力小さくしようと配慮したのだろう。
    とにかく面白い物語だ。

    #笑える #ドキドキハラハラ

    0
    2024年04月26日

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