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Posted by ブクログ 2014年11月08日
度肝を抜かれた。前半部が最高にいい。今年ベスト。「なんでいきるのか」「幸福になるために生きている」……これは非常に凡庸な問い(と答え)だ。
そこからの、小泉=レヴィナスのよる、問題構造の立て直し方がすごい。
目的を問わなくても、人は生きていける。息を吸って、食物を食べて、風景を眺めること…、我々はそ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月19日
『ヨーロッパ思想入門』で震えた「他者」の概念にも触れられているが、本書の肝は「繁殖」の概念。適所で例示を示し、レヴィナス思想の核心に迫る試み。
気になった記述。
・働きながら生きている。ということは、なにものかを享受して生きていることになる。
・人生は無条件に幸福であり、「人生は人生への愛である」...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年06月07日
[ 内容 ]
真の人生は、どんな人生なのか。
人間は、生まれて、生んで、死んでゆく。
この事実をどう受け止めるか。
レヴィナスと共に、人生の意味と人生の目的について根底から考え直す。
[ 目次 ]
はじめに 生きていてよいのか
第1章 自分のために生きる(こんなもののために生まれてきたんじゃない;...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月11日
何のために生きるのかという問いは、他者のために生きると、また、他者のために生きることを通して人類のために生きると答えられた。そして、何のために生きるのかという問いを駆り立てる欲望は、そんな欲望に駆り立てられる子どもを生むことによって充たされる。ここにきて、何のために生きるのかという問いは、人間の繁殖...続きを読む
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