データの罠 世論はこうしてつくられる

データの罠 世論はこうしてつくられる

715円 (税込)

3pt

巷にはデータが溢れている。「視聴率」「内閣支持率」「経済波及効果」「都道府県ランキング」等々…新聞、テレビ、雑誌に何らかのデータが掲載されていないことはまず無い。そして私たちは、これらのデータからさまざまな影響を受けている。しかし、肝心のそのデータにどれほどの客観性があるのだろうか。実は、かなり危ういデータが跋扈しているのである。本書は、さまざまなデータを検証することで、データの罠を見抜き、それらに振り回されない“正しい”情報の読み取り方―データリテラシーを提案する。【目次】序章 巷に氾濫する危ういデータ/第一章 世論調査はセロンの鏡か?/第二章 調査をチョーサする/第三章 偽装されたデータ?/第四章 「官から民へ」を検証する/終章 データの罠を見抜くためには/あとがき

...続きを読む

データの罠 世論はこうしてつくられる のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年04月13日

    よくあるランキングやら、アンケート調査やら、
    そんな数字の危うさを指摘してます。
    そしてどうやって世論をつくるのか。

    大手新聞社の世論調査すら危ういのです。
    仕組みは簡単。誘導尋問的に設問作ればいいだけ。
    でも記事の見出しには「xx何%」って書ける。

    そもそも世論って考え方が嫌いです。
    本当の世...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年10月10日

    視聴率、平均貯蓄額、選挙速報など、
    世の中にあふれる数字のかずかず。
    本当にその数字は正しいのか、

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    最近一番気になっていることの一つである「世論操作」に関して、その実践的手口(笑)を紹介してくれる本。世論調査といってもまず調査の方法(訪問?郵送?インターネット?)からしていくつもあるし、細かいところでは選択肢の設定方法までふみこんでいる。「やむを得ない」という表現がいかに危険なものかよくわかります...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年05月25日

    タイトル通りデータの罠について解説していますが、谷岡一郎の著書の方が有益で特に新鮮味がありませんでした。
    僕の評価はA-にします。

    0

    Posted by ブクログ 2012年07月16日

    興味深い内容。

    視聴率は600世帯を対象として測定。±3〜4%の誤差がある。
    これを0.1%誤差の水準にしようとすると、300万世帯を対象にしなければならない。

    経済効果測定は、マイナス分は考慮されていない。
    例えば、ワールドカップでスポーツバーの売上が伸びたとして、
    その分は加算されるが、同じ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年10月26日

    [ 内容 ]
    巷にはデータが溢れている。
    「視聴率」「内閣支持率」「経済波及効果」「都道府県ランキング」等々…。
    新聞、テレビ、雑誌に何らかのデータが掲載されていないことはまず無い。
    そして私たちは、これらのデータからさまざまな影響を受けている。
    しかし、肝心のそのデータにどれほどの客観性があるのだ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月08日

    聖教新聞の引用が出てきて読むのをやめようかと思ったけど読み続けて良かったです。
    データを丸のみしてはいけないなと思います。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ささっと読めた割には楽しめました。

    データを扱う職業人として結構無自覚に数字を見てたんだなとちょっと反省

    視聴率ってやっぱ当てにならないんだね

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    データの取り方によって、その結果(世論)は様々になる。
    もちろん、それによる情報操作もできてしまうわけで。。
    データの正しい取り方、そしてデータの正しい見かた、などが述べられた参考になる本。
    データをうまく活用できれば、とっても自分にとって役にたつなぁ!と思った!!

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月24日

    昨今のデータ分析ブームを先取りしたかの様な2006年発行書籍ではあるが、データに対する考え方や分析手法の参考としては充分通用する内容となっている。
    人は統計データに踊らされる。物心ついた時にはIQやら偏差値やら何かにつけて順位で評価されてきた様な時代に生まれたから、公表される数字ばかりを気にして生き...続きを読む

    0

データの罠 世論はこうしてつくられる の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

集英社新書 の最新刊

無料で読める ビジネス・経済

ビジネス・経済 ランキング

田村秀 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す