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テニス少年の底抜けに明るく切ない青春物語。
ウルトラ体育会系だけれども活字中毒でもある文学少年、侃(カン)は、高校に入り、仲良くなった友だちに誘われて、テニス部に入ることになった。初めて手にするラケットだったが、あっという間にテニスの虜になり、仲間と一緒に熱中した。テニス三昧の明るく脳天気な高校生活がいつでも続くように思えたが……、ある日、取り返しのつかない事故が起きる。
少年たちは、自己を見つめ、自分の生き方を模索し始める。
「恐ろしいほどの感動が、俺を圧倒した。若く溌剌とした魂の輝きがもし目に見えるとすれば、朝の光の中できっと俺はそれを見たのだ。
瞬くように過ぎ去るからこそ、二度と戻れないからこそ、このきらめくような瞬間はかけがえのない一瞬だった。」(本文から)
少年たちのあつい友情と避けがたい人生の悲しみ。切ないほどにきらめく少年たちの日々の物語。
Posted by ブクログ 2017年07月18日
暑くてたまらん今日この頃、清々しい表紙に惹かれて初めての作家を。国内外でしょっちゅう児童文学賞を受賞している人らしく、これも2012年の青少年読書感想文コンクール指定図書。
本を読むのが大好きなのに、文系男子と思われるのが恥ずかしくて、高校入学と同時に誘われるままに硬式テニス部に入部したカン。2部...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年09月07日
活字オタクの主人公、侃があるきっかけで、高校のテニス部に入る。初心者のため、最初は思った通りに出来なかったが、練習に練習を重ねてどんどん上手になっていく。
憧れの女子、三角関係、ライバルとの競争、高校生の部活ならではの話題は、懐かしさ、胸キュン、いろんな思いが溢れてくる。
あるとき、自分の不注意で部...続きを読む
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