たそかれ 不知の物語

たそかれ 不知の物語

1,650円 (税込)

8pt

『かはたれ』から4年後、八寸は、ふたたび長老の言い付けで、人間界へ出かけることになった。今回は、なぜか中学校の古いプールに棲みついてしまった高貴な血筋の河童、不知を河童界に連れもどすという使命を帯びていた。その中学で、3年生の麻と八寸は再会を果たし、麻の協力で、不知は、すでに命を落とした人間の友だちを待ちつづけていることがわかる。不知の持つ霊力で時間を遡り、不知とその友人を再会させようとするが…。

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たそかれ 不知の物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「かはたれ」の続編。

    前作はとにかく八寸がかわいそうだったけど、この作品では失敗する様子もひたすら可愛かった。

    「こわくてあぶないのはむしろ、だれにでも見えるものしか見ようとしない人間たちや、目に見えるものしか信じない人間たちなんだ。」

    校長先生の話の部分、不知と司の別れの部分、そして最後もや

    0
    2020年09月20日

    Posted by ブクログ

    「かはたれ」の続きのお話。個人的には、「かはたれ」よりも好きかも知れない。だけどそれは「かはたれ」を読んでいればこそで、あぁあの時あの人はこんなことを思っていたんだとか、そんな風に時を過ごしていたんだとか、色々な人の視点で様々な出来事の背景を知ることができて面白かったです。そして不知と司の友情にウル

    0
    2013年04月03日

    Posted by ブクログ

    かわたれ は鎌倉郊外の散在ガ池に住む河童と人間の少女 麻 の物語でしたが、こちらは続編で、4年後の物語です。
    かわたれで知ることになったみんなに再会できて、その後を知ることが出来て幸せな気持ちになれるのは、やはり、よく出来た物語であることの証明です。
    前作で、河童の男の子に魅力にまいった人たちには、

    0
    2011年10月29日

    Posted by ブクログ

    前巻が「絵」なら今回は「音楽」がキーワード。八寸が家族と出会えて、ひとりぼっちの寂しさが埋められて、ほっとしながら読みはじめた。前巻よりも少し大きなテーマで対象年齢も少し上かもしれない。
    戦争の話が色濃くて、大空襲の話は胸が苦しくなる。作者が被爆2世だということを知ってしまっていたから、広島の原爆の

    0
    2011年06月01日

    Posted by ブクログ

    「かはたれ」と「たそかれ」。

    似た言葉をタイトルに持つ『かはたれ』と『たそかれ』は、
    1冊1冊で完成しているが、
    『かはたれ』のストーリーを『たそかれ』が補完する形になっており、
    『たそかれ』まで続けて読むと、
    『かはたれ』で起こっていた出来事の意味がよりわかる、
    という構成になっている。

    著者

    0
    2010年01月02日

    Posted by ブクログ

    先行作品の「かはたれ」と違って、子どもが自分で読めるようになってから、本人に読んでもらいたい物語です。
    読み聞かせの場合、泣かずに読むのが難しいからです。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    かはたれ、がよかったので続編も。
    かはたれよりもより広いはなしで、登場人物も多い。戦争の悲しいはなしもあるけど、河童と人間の交流が美しい。不知のかっこよさよ。

    0
    2024年09月20日

    Posted by ブクログ

    前編は「かわたれ」夜明け前の薄明かりに対して、この編は「たそかれ」夕暮れ時の黄昏。
    母を亡くした麻と河童の八寸の話に対して、20年前にやはり人間と親しくなった不知という河童が、長い歳月を得てもう会えないことを納得して、八寸と共に散在が池に帰っていく話である。
    会えない人間を待ち続ける不知の孤独を思っ

    0
    2024年03月16日

    Posted by ブクログ

     『かはたれ』の八寸にまた会えると思って、はやる気持ちを抑えながら読み始めました。八寸がまた麻やチェスタトンと再会出来ると思ってなかったので、それだけで心はハッピーに。

    『かはたれ』と比べて、挿絵のインパクトが少ないのが残念だったけれど、登場人物のその後がわかり、みんなが幸せになっていく様子がわか

    0
    2022年08月20日

    Posted by ブクログ

    「かはたれ」の続編。
    前作で親兄弟と再会した八寸が、長老に呼び出され、街の学校のプールに住み着いている「不知(ふち)」という河童の中でも尊い血族の最後の生き残りを、山の方に戻ってくるように説得してこいと命じられる。
    八寸の可愛さは相変わらずで、好奇心もであるがゆえに、うっかり姿を晒し痕跡を残してしま

    0
    2015年06月21日

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