アルジャーノンに花束を〔新版〕

アルジャーノンに花束を〔新版〕

32歳で幼児の知能しかないパン屋の店員チャーリイは、ある日、ネズミのアルジャーノンと同じ画期的な脳外科手術を受ければ頭がよくなると告げられる。手術を受けたチャーリイは、超天才に変貌していくが……人生のさまざまな問題と喜怒哀楽を繊細に描き、全世界が涙した現代の聖書。

...続きを読む

アルジャーノンに花束を〔新版〕 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    切ない。
    ただ"今の"自分にとっての幸せを感じられていればそれで十分なのかななんて思った。
    たとえそれが他の人から見たら、何か知識を持って見たら、幸せな状態なんて言えなくてもいい。
    友達が沢山いて嬉しいな、本が読めるようになって楽しいな、愛する人が出来て安心するな、、、その時の自

    0
    2024年05月25日

    Posted by ブクログ

    読むべき本だったと思う。
    知識を得ることが必ずしも人を幸せにするのではない。ただ、周りからバカにされていた頃、自分が何も知らない時の方が幸せだったと分かるのもつらい。
    自分と同じくらいの知能になった時初めてアリスを抱き、自分の能力が落ちていくことを知りながら、このまま凍結すればいいのにとおもったとこ

    0
    2024年05月24日

    Posted by ブクログ

    精神遅滞である主人公の元に現れた大学の先生は手術によって彼の知能を良くしてくれるとのこと。当然主人公はそれに乗っかり手術は無事成功するのだが…。といったあらすじ。六歳程度の知能しかないのが分かる通り、誤字脱字が多く、絵日記のような文章が続くのだが、知能が上がるにつれて加速度的に文章に変化が訪れる。し

    0
    2024年05月19日

    Posted by ブクログ

    頭が良ければ幸せになれるのかという命題を知的障害を持つ主人公の視点で物語は進む。
    急激な知識の習得と未熟な心、変化する交友関係に自分で考えるという行動の結果何を思うのか
    自分も一人の人間であるという自覚を基に最後まで彼の心に残る思いは何だったのか
    人の一生を凝縮したかのようなこの作品はライフイベント

    0
    2024年05月11日

    Posted by ブクログ

    友人に勧められて読んだ一冊
    途中から読む手が止まらなく、この本に出会えて良かったと思えるような作品だった。

    0
    2024年05月07日

    Posted by ブクログ

    この世界を急激な速度で知り、そして忘れていく。
    自分と同じ速度感で生きる人が周りに常にいないという虚しさの中で、何を愛して生きれば良いのか。。

    言語や文字を知り、世界を知り、友達の目や家族についても知ってしまうなど、前のチャーリーと術後のチャーリーが混在した精神性と同様に、相反する感情が生まれる。

    0
    2024年05月05日

    Posted by ブクログ

    最初は読みにくいなぁこれいつまで続くんだろ?って感じだったんだけど、純粋なチャーリーの目線から映る世界と、飛躍的に知能が向上したチャーリーからの目線、そして最後はもうダバダバ泣いた。あー駄目だよこういうの、泣いちゃうよこういうのは。

    何がいいとか悪いとか、どうすればよかったんだろとか、私にはわから

    0
    2024年05月01日

    Posted by ブクログ

    休暇の1日で一気読み。
    主人公の葛藤を思うと、どちらにせよ報われない現実。
    それと半年くらいの期間で急激に進化と後退を経験する感情を追うと目がまわってしまうほど、なんて言ったらいいのかわからない気持ちになる。

    物語を読んでて、ブルーハーツの「情熱の薔薇」の歌詞をふと思い出しました。『見てきたことや

    0
    2024年04月30日

    Posted by ブクログ

    知的障害を持つチャーリーの「けえかほおこく」で構成されていることに少し驚いた。
    「けえかほおこく」がいつの間にか「経過報告」になり、知能を手に入れたチャーリーが別人のように「成長」していく。

    まずは翻訳が素晴らしい、相当苦労されただろうなと感じた。
    原文はどのようになっているのだろうと考えずにはい

    0
    2024年04月29日

    Posted by ブクログ

    有名なこの小説を、なぜもっと早く読まなかったんだろうと、とても後悔。

    日記のような形式で物語が進んでいき、最初はとにかく読みにくく、なんて読みにくい小説を買ってしまったんだろうと思った。
    チャーリィの知能が上がり、だんだん読みやすい文章になり、難しい言葉が沢山出てくるようになり、そこからの展開、そ

    0
    2024年04月29日

アルジャーノンに花束を〔新版〕 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ハヤカワ文庫NV の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

アルジャーノンに花束を〔新版〕 に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す