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Posted by ブクログ 2018年04月15日
本書は1968年に、川端康成が日本人初の受賞者となったノーベル文学賞のスピーチ「美しい日本の私」(サイデンステッカーによる英題は「Japan, the Beautiful, and Myself」)を含む、随筆集である。3日間の徹夜のもとで、スピーチ直前に書き上げられた「美しい日本の私」は、やはり川...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月03日
川端を斜めから楽しむ勢だが、けっこう正面から読んで、いいなと感じた。
そして誠に月並みなことに、よく聞く(引用される)ものほどいいな、と。
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川端のノーベル賞受賞記念講演を軸に、日本文化について述べた随筆を厳選!
ノーベル賞授賞式に羽織袴で登場した川端康成は、古典文学や芸術を紹介しながら日本の...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月04日
ノーベル賞受賞後の記念講演会での講演「美しい日本の私」を含む、戦前戦後のエッセイをまとめたもの。どのお話にも川端康成の「日本の美」に対する思いが込められている。川端の感じる美というのは、日本画や自然にとどまらず、源氏物語などの小説や勤勉な労働者など幅広く、本質的には「もののあはれ」に表現される、純粋...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年04月30日
川端康成が、このような随筆を書いていたとは知りませんでした。
文化という中から「美」という側面を切り出し、
日本の古典文学なども例に挙げて語っているようです。
私のような凡人にはよく分かりませんが、ある意味鈍感でもあり、鋭敏でもあるという不思議な感覚を覚える文章です。
いずれにしても、「文化」という...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月07日
(2021-04-07 3h)
実は未だ川端康成さんの本は読んだことがありません。ただ、タイトルに惹かれて、この本を手に取りました。
『花は眠らない』。「花は眠らないと気がついて、私はおどろいた。」この一節からぐぐいと惹き付けられました。最高です。
『源氏物語』『枕草子』への思い入れも強く書かれて...続きを読む
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