彼女と僕の伝奇的学問(2)

彼女と僕の伝奇的学問(2)

671円 (税込)

3pt

3.5

「―― 皆の者に命ず。この女を、土牢に閉じ込めよ」 その言葉に明応大学・民間伝承研究会の面々は戦慄した――。 太平洋上に浮かぶ九重島のとある村を訪れた一行。そこは“神”をその身におろす巫女――“オガミサマ”という女性たちを長として成り立つ、特殊な共同体であった。研究会会長・楓の知人でもある中学生・沙織が、今年“オガミサマ”となるべく儀式に臨み、研究会メンバーはその取材をする手はずだったのだが……。 かくして彼女に宿った 「何者か」 の宣託によって、楓は村人たちに幽閉されてしまう。開放を目指すメンバーたちは島のリサーチを始めるが……?

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彼女と僕の伝奇的学問 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 彼女と僕の伝奇的学問
    649円 (税込)
    明応大学・民間伝承研究会のメンバーは、ある日 『実地調査(フィールドワーク)』 のため、山奥にある葦加賀村を訪れた。高校からの知り合いである新垣七海の誘いで会員になった民俗学初心者の大学1年・能美啓介はその矢先、白いワンピースを着た謎の人影を目撃する。彼女に大学の同級生 「弓立桜花」 の面影を見た啓介は、訝しみながらも村で行われる祭事のリサーチを進めていく。 だが村の人々と交流を深めるうち、彼らは村人たちに不審な点があることに気づく。深夜の謎のかがり火、メンバー以外のよそ者に対する過剰な反応……。 果たして《祭事》に秘められた真相とは。そして啓介が見た人物との関係は――!?
  • 彼女と僕の伝奇的学問(2)
    671円 (税込)
    「―― 皆の者に命ず。この女を、土牢に閉じ込めよ」 その言葉に明応大学・民間伝承研究会の面々は戦慄した――。 太平洋上に浮かぶ九重島のとある村を訪れた一行。そこは“神”をその身におろす巫女――“オガミサマ”という女性たちを長として成り立つ、特殊な共同体であった。研究会会長・楓の知人でもある中学生・沙織が、今年“オガミサマ”となるべく儀式に臨み、研究会メンバーはその取材をする手はずだったのだが……。 かくして彼女に宿った 「何者か」 の宣託によって、楓は村人たちに幽閉されてしまう。開放を目指すメンバーたちは島のリサーチを始めるが……?
  • 彼女と僕の伝奇的学問(3)
    715円 (税込)
    明応大学民間伝承研究会の仲間、早池峰雪希が突如大学を去った。しかもその直後、彼女の妹を名乗る少女・氷雨から『姉を助けてほしい』という連絡が入り、残された啓介たち研究会メンバーは、一路彼女の実家である岩手県は遠野……著・柳田國男『遠野物語』の舞台となった民俗学の聖地と呼べる地に向かった。 しかし雪に阻まれながらたどり着いたその場所で、雪希は謎の集団から『ワラシ様』と呼ばれ、まるで新興宗教の教祖のように崇められており、こちらからの呼びかけにも応えはしない。メンバーは何とか彼女から事情を聞くべく行動を開始するが、彼らのまわりで奇妙な現象が起こり始め――!?

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彼女と僕の伝奇的学問(2) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     民間伝承研究会が、会長の知り合いがシャーマンになるための儀式を取材に行ったところ、何かにとりつかれた彼女によって、会長が閉じ込められてしまいます。そして残ったメンバーは島について調査を進めていきます。
     前巻と違い、今回は巻き込まれる話でした。
     今回も読みやすく、特に最後の方は一気に読んでしまい

    0
    2013年06月13日

    Posted by ブクログ

    一巻よりも面白かった
    ハラハラ感もあったかな
    三巻でたら買うだろうけど、どうやって完結するのかも気になってきてしまうー

    0
    2013年04月12日

    Posted by ブクログ

    今回の話は結構面白かったかな。 
    伝奇物って感じだった。ちょこっとSF風味だし。   
    それに人間ドラマがあったしね。   
    ミステリ的観点からもなかなか良かったのではないでしょうか。   
    島の伝統。島の風習。島の慣習。島の慣例。島の儀礼。島の儀式。島の秘密。   

    そして相変わらず恋愛成分が薄

    0
    2013年01月09日

    Posted by ブクログ

    再び民俗芸能モノ。
    ちょっとチープ? 割と序盤で設定が読めてしまって、実際その通りだったのが残念ポイント。伏線が比較的ありきたりで新鮮味はなかったかなぁ。

    題材や深め方が面白いからこの作者さんの作品は好きだけども、このシリーズはミステリーでいうところのトリックが甘くて楽しめないのが残念。

    そして

    0
    2013年04月24日

    Posted by ブクログ

    話自体は単純で三角関係になってしまった登場人物を中心としたものだったが、そこに民俗学を取り入れているのが面白い。
    前回少しだけ出ていた主人公とヒロインの三角関係はあまり出てこなかったが次の巻に決着がつくのだろうか。

    0
    2013年04月12日

    Posted by ブクログ

    こういう古くからの因習を持ち続けてる村っていうのは、現代でも厳然と存在するんだろうなぁ、とか思いました。

    0
    2013年01月31日

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