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気鋭の劇作家がサブカルチャーの命脈をひも解く
大島渚、ラジオの深夜放送、YMO、岡崎京子…。各時代を象徴する表現に共通していたものはいったい何だったのか。戦後70年を10年ごとに区切り、映画・音楽・漫画などジャンルを横断しながら読み解いていく。巻末には「サブカルチャー詳細年表」を収載。Eテレ『ニッポン戦後サブカルチャー史』の書籍版。
[内容]
サブカルチャーは選択科目か、自由研究か?
目次
序 章 サブカルチャーとは何か
第一章 五〇年代にサブカルチャーの萌芽を見る
第二章 六〇年代の表現者たち 大島渚、新宿、『カムイ伝』
第三章 極私的、七〇年代雑誌・音楽変遷史
第四章 セゾンとYMOで八〇年代を語る
第五章 「サブカル」の出現と岡崎京子
第六章 それぞれのサブカルチャー
愛と幻想の「不思議の国」の物語
ニッポン戦後サブカルチャー史関連年表 サブカルチャーの履歴書 1945-2014
主要参考文献
Posted by ブクログ 2015年01月26日
サブカルチャーを、米国での誕生から説き始め、日本での変遷を10年刻みで、年代ごとにおっていく。詩、映画、ラジオの深夜放送、音楽、演劇、ファッション、企業のメセナ活動にいたるまで、著者の体験を交えて語られている。Eテレでの放送をほとんど見逃してしまっていたので、本書が出版されてよかった。著者が最後に述...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月10日
多岐にわたるサブカルを一望することに成功している。要所は抑えた良書である。
10年ごとに区切ってその時代のトピックをまとめた前半、各年の主要なトピックをまとめた後半に分かれている。どちらも、思いの外広くポイントを押さえていると思う。筆者の目利きと知識の深さがモノを言う。
前半の記載は「俺知ってる」的...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月17日
本書はNHK Eテレで『ニッポン戦後サブカルチャー史』として2014年8月から10月3日まで、全10回にシリーズとして放映したものをベースに構成したものである。
当然のことながら、毎週リアルタイムでボクは視聴した。
以前、宮沢章夫の『東京大学「80年代地下文化論」講義』を読んだくらいで、人物像を知ら...続きを読む
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