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ドイツ文学専攻で大学院の修士課程に通う主人公は、地味な見た目と性格から、ドイツ語で“黒い”を表す形容詞shwarzに“さん”づけで「シュバルツさん」と呼ばれている。そんな彼女は、自分の論文を読んで「君の日本語は美しい」と言ってくれたドイツ文学教授に憧れているのだが、彼は64歳。ふとしたきっかけから教授に好意を打ち明けると、「君のそれは恋ではない」と否定され、主人公は考え込んでしまう…。
若いときは若いときで、そして年を取ったら取ったで、「自分が人からどう見られているか」ということに右往左往させられてしまう、ということはありますよね。私に好意を向けてくれているこの人が何だかステキに見えてきたとか、子どものときからしっかりしていると言われてきたのでしっかりしていなければならないと思っていたとか、本当はスポーティな服が好きなのに背が低いからやめておこうとか、自分の思考でさえ、他人の影響を受けないことは難しいと思うのです。
この作品では、若い主人公だけでなく、人生をとっくに折り返したはずの教授も、登場人物がみんな試行錯誤しています。何が恋で何が恋じゃないのかを知りたい人だけでなく、「私」って何だろう?と考えたり悩んだり拗らせたりしたことがある人にぜひ読んでもらいたい作品です。
表紙を見ただけで、これは教授死ぬなぁーって思いました。
年の差を考えると遅かれ早かれその時は来るわけですが、あまりにも早い。
最期の時まで寄り添う2人が幸せそうで泣けてきました。
でも、そんなことより何よりも、推しメン田中さん惚れ直しました。
好きな人の幸せのため身を引くだけでなく背中を押し
涙溢れました
すごいなーと思いました。
死を前にして終活淡々と進めていけるのか?物語りとして、没頭して一気に読みました。父の看取りを思い出して泣けました。
読んで良かったです。
もう涙が止まりません。
何となく、こういうラストになるのではと想像はしていたけれど、もう少し幸せそうに関係を築いていく2人を見られると思っていたので寂しくも悲しくもあります。
夢中になって読んでいまいました。
6巻、7巻はずっと涙が止まらず。。。
最期まで寄り添っている2人を見たかったです。
不思議な価値観の幸せ
想って引いてまた進んで、後退して。不器用な二人の手探りの恋。理性を貫けば大切な人を傷付ける、感情に素直になれば周囲が傷つく。心の葛藤のなかで恋の着地点を模索する二人。
自分の立場だったら、自分の娘が、友人が、好きな人が..自分自身がこんな苦しい恋を選んだらと考えさせられた。
それでも二人は共に寄り添
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