からくさ図書館来客簿 第三集 ~冥官・小野篁と短夜の昔語り~

からくさ図書館来客簿 第三集 ~冥官・小野篁と短夜の昔語り~

704円 (税込)

3pt

3.3

初夏。京都の一角に冥官・小野篁が館長を務める「からくさ図書館」が開かれてから、半年と少しが経っていた。 開館から今も変わらぬアットホームな佇まいの中、現世で道に迷う“道なし”と出会ったお客様を、その解決法を記した不思議な書物“偽書”にて篁は今日も救う。 そんな折、篁が耳にしたのは、篁ゆかりの地・隠岐に現れた旧知の“道なし”の話だった。そして、彼の地へ旅立った篁の留守を預かる新米冥官・時子は、自らの進むべき道を選びとり――。 悠久の古都で綴られる、ほろ苦くも温かいライブラリ・ファンタジー、待望の第三集。

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からくさ図書館来客簿 のシリーズ作品

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1~6件目 / 6件
  • からくさ図書館来客簿 ~冥官・小野篁と優しい道なしたち~
    704円 (税込)
    京都の一角にある「からくさ図書館」は、優しげな館長さんと可憐な少女が二人きりで切り盛りする、できたばかりの小さな私立図書館。 紅茶か珈琲を味わいながら読書を楽しめるアットホームな佇まいのこの図書館には、その雰囲気に惹かれて、奇妙な悩みと出会ったお客様が訪れる……。それぞれに悩みを抱えたお客様に図書館長・小野篁が取り出すのは、解決法が書かれた不思議な書物。そう、彼こそは現世で道に迷った道なしたちを救う冥官だった――。 悠久の古都で綴られる、ときにほろ苦く、けれど暖かなライブラリ・ファンタジー。
  • からくさ図書館来客簿 第二集 ~冥官・小野篁と陽春の道なしたち~
    770円 (税込)
    京都の一角にある「からくさ図書館」は、優しげな館長さんと可憐な少女が二人きりで切り盛りする、アットホームな佇まいの私立図書館。 この図書館には、現世で道に迷う“道なし”と出会ったお客様が訪れる。その解決法を記した不思議な書物を紐解く図書館長・小野篁こそは、彼らを救う“冥官”だった。 季節は春。篁たちのもとに、上官である安倍晴明が訪れる。彼が新米冥官の少女・時子に伝える使命とともに、からくさ図書館にも、新たな芽吹きの季節がやってくる──。 悠久の古都で綴られる、ほろ苦くも温かいライブラリ・ファンタジー、第二集。
  • からくさ図書館来客簿 第三集 ~冥官・小野篁と短夜の昔語り~
    704円 (税込)
    初夏。京都の一角に冥官・小野篁が館長を務める「からくさ図書館」が開かれてから、半年と少しが経っていた。 開館から今も変わらぬアットホームな佇まいの中、現世で道に迷う“道なし”と出会ったお客様を、その解決法を記した不思議な書物“偽書”にて篁は今日も救う。 そんな折、篁が耳にしたのは、篁ゆかりの地・隠岐に現れた旧知の“道なし”の話だった。そして、彼の地へ旅立った篁の留守を預かる新米冥官・時子は、自らの進むべき道を選びとり――。 悠久の古都で綴られる、ほろ苦くも温かいライブラリ・ファンタジー、待望の第三集。
  • からくさ図書館来客簿 第四集 ~冥官・小野篁と夏のからくり~
    737円 (税込)
    盛夏を目前に控えた京都。「からくさ図書館」の館長を務める冥官・小野篁は、上官である安倍晴明から、ひとつの使命を託されていた。 「京の夏の祭礼を守れ」――。 その使命を胸に留めつつ、篁は不思議な書物"偽書"を紐とき、現世で迷う"道なし"たちを、今日も天道へと導いてゆく。 師である篁の影響を受けながらも、新米冥官の時子は初めて、からくさ図書館の外の世界へと踏み出して……。 七月の祇園祭から、夏の終わりの送り火へ。 うつろう悠久の古都を舞台に紡がれる優しいライブラリ・ファンタジー、第四集。
  • からくさ図書館来客簿 第五集 ~冥官・小野篁と剣鳴る秋~
    726円 (税込)
    冥官・小野篁が館長を務める「からくさ図書館」にも、秋が訪れていた。今日も篁は、図書館を訪れるお客様のため不思議な書物"偽書"を紐とき、現世で迷う"道なし"たちを天道へと導く。一方、その傍らで新米冥官の時子は、様々な謎に触れてゆく……からくさ図書館に施された術、そしていにしえの剣。冥官としての役目を終えた遥かな先達と、彼の愛する洛北の地、八瀬――。多くの出会いと経験を重ねる中で、時子の身に現れる、ある兆しとは……。悠久の古都・京都を舞台に紡がれる、優しいライブラリ・ファンタジー、第五集。
  • からくさ図書館来客簿 第六集 ~冥官・小野篁と雪解けの歌~
    715円 (税込)
    冥官・小野篁が京都の一角に「からくさ図書館」を構えてから一年。“偽書”を紐とき“道なし”を天道へ導く。そんな篁たちの役目は、現世にも天道にも豊かな縁を結んでいた。愛弟子・時子が自らの成長の証と向き合うなかで現れた“道なし”は、伊勢神宮に仕えた最後の斎宮・祥子内親王。時子が篁に提案したのは、からくさ図書館に集うお客様の力を借りる方法で……。ひと巡りする季節。長い時を越え、時子が篁に贈る歌。二人は、かけがえのない春へと歩き出す――。悠久の古都で紡ぐライブラリ・ファンタジー、第六集。

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からくさ図書館来客簿 第三集 ~冥官・小野篁と短夜の昔語り~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    馬琴先生は小気味良い、お煎餅みたい
    金魚はちょっと苦みのある、クラフトのソーダみたいに優しくてきゅっとくる感じ
    わたの原はブルーハワイのかき氷みたいに、読むと地元に帰りたくなる
    どれもとても愛しいけど、やっぱわたの原が好きかな
    篁の物語も大分篁の人となりが出てきて楽しい

    0
    2025年06月29日

    Posted by ブクログ

    いつものように風情ある京都(*´-`)と思っていたら、篁が隠岐へ出張する話も(^o^;)これからも京都以外の話が登場するかも?と楽しみになった♪流し(?)の冥官、縄張りを持つ冥官それに安祥儀(魂を天道へ返す道具)を持つ者と持たないものといろんな冥官がいるんだな~(゜.゜)時子様が篁のように安祥儀を持

    0
    2017年04月08日

    Posted by ブクログ

    まぁおもしろいよ。隠岐島もいった事あるし。里見八犬伝ね。一応読みたいリストに前から入ってるねん。薬師丸ひろ子の映画が好きだったからね。

    0
    2017年02月07日

    Posted by ブクログ

    シリーズ第3弾。
    京都にいる、他の冥官と連携して道なしを送ったり、旧知の道なしが現れたり、今までの関わった人たちが常連となって登場したりして、人間関係が濃くなっている。

    0
    2016年09月30日

    Posted by ブクログ

    【収録作品】第九話 馬琴の謎かけ 前編/第十話 馬琴の謎かけ 後編/第十一話 金魚と琥珀/第十二話 わたの原 前編/第十三話 わたの原 後編

    0
    2015年04月18日

    ネタバレ 購入済み

    思わぬ所で

    山吹茂と名乗る冥官は、太田道灌だったし、歴史上の人物で道なしになっていたのは、曲亭馬琴だった(笑)思わぬ所で、歴史の勉強が出来る。

    0
    2023年11月15日

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